部員の髪引っ張る体罰 奈良県が生駒市立中学校講師を戒告処分

AI要約

奈良県の生駒市立中学校で、ハンドボール部の部員に体罰を行った講師が戒告処分となった。

講師は大会でルール違反をした生徒に対し、髪を引っ張る行為を行ってしまったという。

県教育委員会は再発防止に努めるとしており、講師自身も遺憾の意を表明している。

 奈良県は、ハンドボール部の部員に対し髪を引っ張る体罰を行ったとして、生駒市立中学校に勤める69歳の男性講師を19日付で戒告処分にしたと発表しました。

 県によりますと男性講師はハンドボール部の顧問を務めていて、5月に生駒市内で開かれた大会で大会で禁止されていたフラッシュ撮影を競技前に行った部員の生徒に対し、帰宅を促すため髪を引っ張ったということです。男性講師は「迷惑をかけて申し訳ない」と話しているといい、県教育委員会は「改めて綱紀粛正をはかる」としています。