87歳男性が170万円詐欺被害 「財務局」かたる女にカード6枚取られる 宝塚

AI要約

兵庫県宝塚市で特殊詐欺事件が発生。男性から170万円をだまし取る事件が起きた。男性は財務局の職員を名乗る女性にキャッシュカードを預け、その後出金されていたことが判明。

男性宅に警察官を名乗る男から電話があり、キャッシュカードを自宅に置くよう指示された後、財務局職員を名乗る女性が訪れた。男性が目を離した隙にキャッシュカードがすり替えられたとみられる。

銀行職員が高額な出金を発見し、男性に連絡。男性が警察に相談し、封筒にはキャッシュカードが入っていなかったことが分かった。

 13日、兵庫県宝塚市の男性(87)が「財務局の職員を名乗る女性がキャッシュカードの入った封筒を自宅に置いていった」と県警宝塚署に通報した。その後、男性の口座から170万円が出金されていたことが判明。同署が特殊詐欺事件として調べている。

 同署によると、12日午前11時50分ごろ、男性宅に警察官を名乗る男らから「あなたのキャッシュカードが悪用されている」「キャッシュカードを用意しておいてください。封筒に入れて保管する必要があります」などと電話があった。同日午後0時半ごろ、自宅を訪れた財務局職員を名乗る女にキャッシュカード6枚を封筒に入れて手渡したところ、男性が目を離した隙に別の封筒にすり替えられたとみられる。

 高額な出金があることを銀行職員が見つけ、男性に連絡。男性が同署に相談し、捜査員が確認すると、封筒にはキャッシュカードが入っていなかったという。