糸満市長に當銘氏が再選 次点に164票の差 投票率は55.47%

AI要約

糸満市長選で現職の當銘真栄氏が2期目当選を果たす。

當銘氏は国の補助活用を訴え、南部病院跡地利用を主張。

投票率は前回を上回り、當銘氏が新垣氏に164票差で勝利。

糸満市長に當銘氏が再選 次点に164票の差 投票率は55.47%

 【糸満】任期満了に伴う糸満市長選は16日投開票され、市政継続を訴えた現職の當銘真栄氏(58)=無所属=が9403 票を獲得し、いずれも無所属新人の新垣勇太氏(39)、上原正次氏(68)、賀数郁美氏(40)の3氏を破って、2期目当選を果たした。次点の新垣氏に164票差。投票率は55・47%で、前回を0・91ポイント上回った。

 南部病院跡地利用の在り方を争点に、対立候補らが同事業への民間活力導入などを掲げたのに対し、當銘氏は国の高率補助を活用した計画推進を訴え、支持を広げた。

 糸満市の当日有権者数は4万7576人(男性2万3823人、女性2万3753人)。投票総数は2万6389票だった。(岩切美穂)

 當銘 真栄氏(とうめ・しんえい) 1966年5月生まれ。市武富出身。糸満高卒。2013年から糸満市議2期。20年6月の市長選で初当選した。