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女学生17人が戦争の犠牲になった「白梅学徒」の記憶を次世代へ 「白梅継承の会」設立
沖縄戦で犠牲になった白梅学徒隊の戦争体験を語り継ぐ「白梅継承の会」が設立された。戦場に動員された46人のうち17人が犠牲となった白梅学徒隊は、県立第二高等女学校の4年生たちによって編成された。
設立総会では学徒隊や沖縄戦の犠牲者を追悼し、戦争体験を後世に語り継ぐ目的であることが明確にされた。「戦争っていうのはね生き地獄。阿鼻叫喚っていうでしょ」という戦争体験を持つ関係者の声もあがった。
元白梅学徒の同級生や家族などが継承の会の設立総会に参加し、慰霊の日にも追悼式が行われる予定であることが明らかとなった。
沖縄戦で犠牲になった白梅学徒隊の戦争体験などを語り継ぐ「白梅継承の会」が設立され、設立総会が9日那覇市で開かれました。
白梅学徒隊は沖縄戦当時、県立第二高等女学校の4年生たちによって編成され、戦場に動員された46人のうち17人が犠牲となりました。
総会が開かれた「白梅継承の会」は、学徒隊をはじめとする沖縄戦の犠牲者を追悼し、戦争体験を後世に語り継ぐために設立されたものです。
「私たちはね戦争体験していますから」
「戦争っていうのはね生き地獄。阿鼻叫喚っていうでしょ」
「継承の会」の前身となった「白梅同窓会」はメンバーの高齢化を理由に昨年末、60年余りの活動に幕を降ろしており、継承の会の設立総会には元白梅学徒の同級生やその家族など、多くの関係者の姿が見られました。
「白梅継承の会」では6月23日の慰霊の日にも、追悼式を行う予定です。