プリゴジン氏の慰霊碑がロシアに次々 支持者「まだ生きている」

AI要約

ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏の慰霊碑が相次いでロシアで建立されている。彼はウクライナ侵攻で戦った英雄として称えられ、支持者には「まだ生きている」と信じる人も多い。

プリゴジン氏の像が立つ慰霊碑では、ロシア国旗とワグネルの旗が掲げられ、周囲は造花で飾られている。

サンクトペテルブルクの墓地に訪れる人々に対して、案内板が掲げられ、「プリゴジン氏の墓へ」と記されている。

プリゴジン氏の慰霊碑がロシアに次々 支持者「まだ生きている」

 昨年8月に死亡したロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏の慰霊碑がロシアで相次いでつくられている。反乱の失敗後に飛行機の墜落で死亡したが、ウクライナ侵攻で「祖国のために戦った英雄」として、ロシア国内の人気は根強い。「まだ生きている」と信じる支持者も多いという。

 「プリゴジン氏の墓へ」

 ワグネルの本拠地があったサンクトペテルブルクの墓地を9日に訪ねると、訪問客のためにそう書かれた案内板があった。

 慰霊碑にはプリゴジン氏の像が立ち、後ろにロシア国旗とワグネルの旗が掲げられている。周りは造花などできれいに飾られていた。