食中毒注意報を発令 啓発を強化 予防の三原則に注意して/岡山

AI要約

岡山県は13日、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているとして、県内全域に食中毒注意報を発令した。

最高気温と平均湿度の組み合わせが規定の条件を満たし、県生活衛生課では予防の三原則に注意を呼びかけている。

県内で今年発生した食中毒は4件(12日現在)で患者数215人。

 岡山県は13日、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているとして、県内全域に食中毒注意報を発令した。9月末まで飲食店への指導や県民への啓発を強化する。

 最高気温と平均湿度の組み合わせが規定の条件(気温25度以上で湿度75%以上など)を3日連続で満たした場合に発令され、10~12日が該当。

 県生活衛生課では、予防の三原則『清潔』(菌を付けない)、『迅速・冷却』(菌を増やさない)、『加熱』(滅菌する)に注意して食品を扱うことなどを呼びかけ、注意点を記したチラシを配布するほか、ホームページにも掲載している。

 県によると、県内で今年発生した食中毒は4件(12日現在)で患者数215人。