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ヒラメの刺身からアニサキス 石川県七尾市のスーパーの魚介類販売部門を営業停止処分に
石川県七尾市で70代の女性がヒラメの刺身を食べて食中毒の症状を訴え、保健所が営業停止処分を下す。
女性は輪島市の医療機関で診察を受け、アニサキスが見つかったが回復傾向にある。
県内でアニサキスによる食中毒の発生は今回で3件目。保健所が調査を進めている。
![ヒラメの刺身からアニサキス 石川県七尾市のスーパーの魚介類販売部門を営業停止処分に](/img/article/20240612/66690cc3eecb5.jpg)
9日、石川県七尾市内のスーパーで買ったヒラメの刺身を食べた70代の女性が食中毒の症状を訴え、保健所は魚介類の販売部門を1日間の営業停止処分としました。
営業停止処分となったのは七尾市のどんたくアスティ店の鮮魚売り場です。
9日、この店で調理されたヒラメの刺身を食べた輪島市に住む70代の女性が、翌日に腹痛を訴え輪島市内の医療機関を受診したところ、胃の中からアニサキスが見つかったということです。女性は入院しておらず症状は回復傾向にあるということです。
保健所が調査したところ、症状や潜伏時間などからこの店で販売された刺身が原因と断定し、魚介類の販売部門を11日、1日間の営業停止処分としました。
県薬事衛生課によりますと、4月以降、県内でのアニサキスによる食中毒の発生は今回で3件目です。