【去年の出生数は過去最低】岩手県が人口問題対策会議 女性の雇用や労働環境の改善などへの取り組み継続を確認

AI要約

岩手県の出生数が過去最低となった中、県は女性の雇用や労働環境の改善に取り組むことを確認しました。

県は人口問題対策の会議を開き、出生数が低下する原因を女性の人口減とし、女性の所得向上やデジタルスキル取得支援に注力する方針となっています。

更に、沿岸や県北地域での出生数減少率の高さに対応し、地域に応じた支援を行うことが決定されました。

【去年の出生数は過去最低】岩手県が人口問題対策会議 女性の雇用や労働環境の改善などへの取り組み継続を確認

 岩手県の去年の出生数が過去最低となった中、県は、女性の雇用や労働環境の改善などに引き続き取り組んでいくことを確認しました。

 県は14日、人口問題の対策を話し合う今年度1回目の会議を開きました。岩手県の2023年の出生数は、5432人と統計開始以降最も少なくなりました。

 県は、出生数が低下する最大の理由は女性の人口減であるとして、女性の所得向上を図るため、デジタル分野のスキル取得に向けた支援に新たに取り組むほか、女性に魅力のある雇用や労働環境の整備を図る企業に最大100万円の補助金を支払うことにしています。

 また、沿岸や県北地域で出生数の減少率が高く、地域の状況に応じた支援を行ってくことを確認しました。