【逸品】いわて食の大商談会 6年ぶりに海外バイヤーも

AI要約

岩手県で行われた商談会では、県内の逸品を国内外にPRする取り組みが行われた。

海外からのバイヤーも参加し、県内の食品製造業者が自慢の商品を紹介。

成約率の高い商談会を通じて、岩手県の食の魅力を国内外に広める取り組みが続けられている。

【逸品】いわて食の大商談会 6年ぶりに海外バイヤーも

 岩手自慢の「逸品」を国の内外にPRです。

 県産品の販路開拓と拡大に向けた商談会が岩手県盛岡市で行われました。

 古舘友華キャスター

「県内から100社が出店し、選りすぐりの商品を紹介する大商談会。ことしは6年ぶりに海外のバイヤーを招いての開催です」

 国の内外から380人をこえるバイヤーが参加した11日の商談会には、三陸の豊かな海が育んだ「水産物」や西和賀の山のめぐみ「西わらび」、地元の素材を使った「クラフトビール」など県内100の食品製造業者などの自慢の逸品がずらりと並びました。

 ことしは6年ぶりに海外からバイヤーが参加。

 岩手ならではの味を求めてさまざまなブースをまわっていました。

 中国でレストランを営むこちらの男性は・・・

 黄磊さん

「一番興味を持っているのはコーヒー。盛岡はコーヒーが有名だから。岩手のビールデザート、お菓子にも興味がある。レストランで提供したりおみやげで紹介したい」

 シンガポールから参加したバイヤーの女性は・・・

 田島美由紀さん

「弊社は鮮魚を中心とした日本食 全般を扱うスーパーとダイニングをやっている。日本の食材なんでもだがメインは水産物ということで岩手は非常に水産物が多いので 楽しみにしてきた」

 例年、この商談会の成約率はおよそ7割と、県としても今後の販路拡大に期待を込めています。

 岩手県 商工労働観光部産業経済交流課 伊五澤 敬 総括課長

「今回の海外からのバイヤーは現地でレストラン、ホテル、スーパーをやっている人もいるので、岩手を知ってもらう切り口としては現地のレストランで岩手の食材 を食べてもらう。そのきっかけ となるような食材やお酒をPR、 知ってもらえればと思う」

 県は今後も商談会を通して国内だけではなく、海外に向けても県産品の認知度を高め、岩手の食の魅力を広めていきたいとしています。