世界海洋デー「須磨海岸を誰もが楽しめる海岸に」ごみ拾いと地引網体験 /兵庫県
世界海洋デーの神戸市須磨海岸でのイベントが開催され、海の環境保全について学ぶ参加者が190人以上集まった。
ユニバーサルビーチの普及を目指すNPO法人と企業が共同で主催し、ごみ拾いや車いす利用者の地引網体験などが行われた。
30分間のごみ拾いで30キロのごみが集まるなど、参加者たちは積極的に活動に参加していた。
国連が制定した世界海洋デーの6月8日、兵庫県神戸市の須磨海岸で海の環境保全について学ぶイベントが開かれました。
このイベントは障害のある人もない人も海水浴を楽しむことができる「ユニバーサルビーチ」を普及するNPO法人とネスレ日本、それに神戸製鋼所が共同で開催したもので、今回で2回目です。
午前9時半から行われた海岸周辺のごみ拾いにはおよそ190人が参加。
6月1日に、「神戸須磨シーワールド」がオープンしたことを受け、須磨海岸にはより一層の注目が集まることから、参加者たちは入念にごみを拾っていました。
また、ごみ拾いの後には車いすを利用する人も参加しての地引網体験が行われました。
砂浜の上に特殊なマットを敷くことで、車椅子でもビーチの上を自由に行動することが出来ます。
水揚げされた魚は水槽に入れられ、参加者たちは手に取るなどして楽しんでいました。ごみ拾いでは約30分間で30キロのごみが集まったということです。