中学校の理科の実験中に事故 生徒3人けが 三次市 

AI要約

三次市教委は市内の中学校で理科の実験中に事故がおき、生徒3人がやけどなどをしたことを公表しました。

事故は教師が手に持っていたエタノールが入る容器に熱した銅板を漬けて引火し、容器が転倒して生徒にやけどを負わせる形で起きました。

市教委は他の学校にも同様の実験を行う際には安全対策を徹底するよう通達し、保護者説明会を開く方針です。

三次市教委は市内の中学校で理科の実験中に事故がおき、生徒3人がやけどなどをしたことを公表しました。

三次市教委によると6日午前、三次中学校で2年生の理科の授業中で事故が起きました。

生徒が熱した銅板を教師が手に持っていたエタノールが入る容器に漬けたところ引火したため、移動させたさいに容器が落下し近くにいた生徒に液などがかかったとということです。

この事故で1人が左脚ふくらはぎにやけどをして搬送されたほか、軽度のやけどをした生徒やよろけて足首を捻挫するなど3人の生徒がけがをしました。

この実験のやり方はこの学校では今年から始めたということですが、授業をしていた教師の前任校でも同じようにしていたということです。

市教委は市内のすべての学校に同様の実験をする際に安全対策に万全を期すよう通知をしていて、学校は保護者説明会を開き事故の説明をするとしています。