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早朝の阪急神戸線に高齢女性 阪急列車が避けきれず接触 女性は骨折し意識あり 誤って線路に入り認知症の可能性
阪急神戸線の電車が高齢女性と接触し、女性は骨折した。
女性は認知症の可能性があるとみられ、線路に誤って入った。
事故で電車に乗っていた客にけがはなく、運転再開まで影響があった。
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けさ阪急神戸線の電車が、誤って線路に入ったとみられる高齢女性と接触し、女性は骨折しました。認知症の可能性もあるということです。
警察などによりますと、5日午前6時前、尼崎市戸ノ内町にある阪急の線路で、神戸三宮駅発大阪梅田駅行きの上り普通電車の運転士が線路の中に高齢の女性がいるのを見つけました。
運転士は警笛を鳴らして、急ブレーキをかけ、女性もよけようとしましたが間に合わず、接触したということです。
女性は意識があり、病院に搬送されて、骨盤を折る重傷だということです。
事故現場付近はフェンスでおおわれて、進入できないことから、女性は東に約300m離れた踏切から誤って線路に入ったと見られます。
警察によると、女性は市内に住む80代の女性とみられていて、認知症の可能性もあるということです。
この事故で、電車に乗っていた客にけがはなく、神戸線は一部区間で一時運転を見合わせ、午前8時ごろ運転を再開しました。計88本の電車に遅れや運休の影響が出て、約7万2000人に影響が出たということです。