7店自慢の「ちまき」食べ比べて 一口サイズやプロ職人による逸品も 神戸・南京町で16日までフェア

AI要約

神戸市中央区の南京町で開かれたちまきをテーマにしたイベントに、多くの観光客が参加し、中国文化を楽しんだ。

南京町商店街振興組合が毎年開催している「チマキフェア」では、7店舗が職人技を生かした逸品を提供し、観光客らが味の比較を楽しんだ。

参加店舗の工夫を凝らした中華ちまきや、竜の置物とちまき飾りのセットなど、様々なちまきが楽しめるイベントとなっている。

 旧暦の端午の節句(6月10日)を前に、厄払いや健康長寿を願う縁起物「ちまき」をテーマにしたイベントが、神戸市中央区の南京町で開かれている。参加各店が職人自慢の逸品を用意。多くの観光客らが食べ比べを楽しんだり、中国文化の装飾に親しんだ。16日まで。

 春節と中秋節に並ぶ中国三大節句の一つ「端午節」に合わせ、地元の南京町商店街振興組合は毎年、イベントを開催してきた。今年は「チマキフェア」と題して企画した。

 参加するのは、劉家荘▽天獅堂▽大同行 台湾タンパオ▽堂記號▽ミズ倶楽部センター▽朋栄▽北京ダック専門店 華鳳-の7店。かわいらしい一口サイズから、プロ職人が手がけた豪華な中華ちまきなど、各店が工夫を凝らした味がそろう。大阪市から来た会社員(37)は、中華ちまきを口にした。「普段食べないけど、もちもちしていておいしい」と話した。

 雑貨店の「ミズ倶楽部センター」は、強運の象徴である竜の置物とひし形の「ちまき飾り」をセットで販売している。イベント詳細は南京町の公式サイトで。(長沢伸一)