小児がん患者をレモネードで支援 仙台・長町で9日に普及啓発イベント

AI要約

仙台市のNPO法人アンドブライツと太白区長町地区の活性化に取り組む一般社団法人ながまちマチキチが小児がんの普及啓発イベントを開催。

イベントではレモネードの販売や患者支援のための活動資金集めを行う。

米国のレモネードスタンドデーにちなんで全国約30の団体と連携して開催。

 小児がんの患者や家族の支援などを手がける仙台市のNPO法人アンドブライツと太白区長町地区の活性化に取り組む一般社団法人ながまちマチキチは9日、小児がんの普及啓発を図る「ながまちテラス×レモネードスタンド」を、太白区のJR長町駅西口公園広場で開く。

 アンドブライツのスタッフとボランティア計約10人がペットボトルなどに入れたレモネードを1本200~500円で販売。収益を患者らをサポートするための活動費に充てる。

 アンドブライツ副代表理事の鈴木ゆう子さん(38)は「多くの人に小児がんについて知ってもらい、医療の進歩や、闘病する子どもが日常に戻った後も過ごしやすい環境づくりにつなげたい」と話す。

 がんなどで亡くなった子どもを思い、主催者と来場者が協力してシャボン玉を飛ばすほか、チアダンスや空手の演武といったステージ発表、キッチンカーの出店などもある。

 米国のレモネードスタンドデー(12日)にちなみ、横浜市の団体「レモネードパーク」の呼びかけに応じ全国約30の団体と連携し、一斉に開催する。

 午前10時~午後3時。入場無料。小雨決行。連絡先はアンドブライツの電子メールhimawarismile.p@gmail.com