50代、「嫌な人」「嫌なこと」への5つの対処法。自分の“嫌いな気持ち”に共感する

AI要約

嫌な人や嫌な出来事への対処法について、節約主婦の若松美穂さんが5つの方法を紹介

嫌な出来事がなくならない現実に対し、素直に気持ちを吐き出すことの重要性

自分の気持ちを押し殺すことなく、適切な場所でストレスを発散する方法

50代、「嫌な人」「嫌なこと」への5つの対処法。自分の“嫌いな気持ち”に共感する

いくつになっても「嫌な人」や「嫌なこと」への対処は難しいもの。ここでは元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが、嫌な人や嫌な出来事への5つの対処法について教えてくれました。

大きなお休みも終わり、疲れが出るころではないでしょうか。私は普段、カウンセラー・カラーセラピストとして日々、みなさまからお話を伺っております。嫌なことがあったとき、嫌だなと感じる人がいるとき、みなさんはどうしていますか。

起きてしまった嫌な出来事がなくなるわけではないですし、自分も相手も、そう簡単には変わらないので、すぐの解決は難しい。でも、そのことに悩んだり、辛く苦しい状態から抜け出し、今より少しだけラクになるために、いくつかの方法があるように感じています。

たとえば苦手な人ができたり、嫌なことが起きたとします。本当は嫌なのに、腹立たしいのに、「その人は悪い人ではないと思うのですが…」「だれかを嫌だと思う自分って?」とご自分を責める方がいらっしゃいます。

でもこれだけ多くの人がいたら、合わない人、上手くいかない人がいるのは当たり前。自分はなにもしていないのに、相手が困りごとを運んできて苦しめられる場合だってあります。

そんなときこそ、まずは自分の気持ちを素直に吐き出してみてはいかがでしょう。

「私、あの人は苦手」

「今はつき合いたくない」

「腹が立っちゃった」

もちろん、口にする場所と、言う相手は選んだ方がいいでしょう。

話せる相手がいないのならば、ひとりごとでもいい。たとえば入浴中。運転中。周囲に人がいない場所で自転車に乗りながら、森林浴をしながらのつぶやき。だれかを相手にしていないのなら、その言葉を耳にするのは自分だけです。伝聞で伝わることもありません。ただ気持ちを口に出すだけ。

心の中にため込んで、雪だるま式に怒りや腹立ちを大きくするのなら、変なところで爆発して後悔するのなら、小さく外に吐き出すことも悪くないと思います。