日本で1番「平均標高が低い」都道府県はどこなのか 全体の25%が知っていた

AI要約

日本で1番「平均標高が低い都道府県」は千葉県で、標高は45mです。

調査では全体の28%が沖縄県を選択し、千葉県が25%で2番目でした。

続いて沖縄県、茨城県、大阪府、東京都、長野県の標高や気温の差も紹介されています。

日本で1番「平均標高が低い」都道府県はどこなのか 全体の25%が知っていた

日本で1番「平均標高が低い都道府県」はどこかご存知でしょうか。

今回アンケートを取ったところ、全体の25%が知っているということが分かりました。

記事後半では、日本で1番「平均標高が低い都道府県」の観光情報について紹介します。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

MO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「沖縄県」「大阪府」「千葉県」「東京都」の4択のうち、「日本で1番『平均標高が低い』都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の28%が沖縄県と回答。

次に多かったのが26%の大阪府。そして25%の千葉県、21%の東京都という順番になりました。どの選択肢も20%台となっており、回答が割れていることが分かります。

ちなみに各都府県の最高地点は、沖縄県・於茂登岳の526m。大阪府・金剛山の1056m、千葉県・愛宕山の408m、東京都・雲取山の2017mとなっています。

国土地理院が公表した「都道府県別平均標高(日本)」によると、平均標高が1番低い都道府県は千葉県の45mとなっています。千葉県には平野が多く、大きな山がないことが影響しているかもしれません。

千葉県の地形は丘陵・台地・平野の3つに分かれており、房総半島の中央山間部は県内では比較的標高が高い、鋸山・愛宕山・清澄山・鹿野山などの200~400m級の丘陵が連なっています。北部一帯には、下総台地と呼ばれる洪積台地、平野部分は利根川流域と九十九里沿岸からなり、東京湾の埋立地などの地域を含めると、低い土地は圧倒的な割合となるのです。

2番目に低いのは沖縄県の82m、茨城県の100mという順番となっています。選択肢にあった大阪府は5番目の143m、東京都は14番目の242mでした。

ちなみに、日本で1番「平均標高が高い」都道府県は内陸県である長野県の1132m。1番低い千葉県と比較すると、標高が約1000mも高くなっています。

両県は平均標高だけでなく、平均気温にも違いがあります。気象庁の平年値(1991年~2020年)を見ると、長野県の1月の平均気温はマイナス0.4℃に対し、千葉県は6.1℃。8月の平均気温は長野県25.4℃、千葉県27.1℃でした。