長時間の電話を好む70代の母。家の電話とスマホの通話料が「毎月2万円」近くになっているのですが、シニア世代では当たり前なのでしょうか?

AI要約

シニア世代の通話方法についての調査結果を紹介しました。スマートフォンの通話頻度や平均通話時間、通信費に関するデータが示されています。

調査によると、スマートフォンの通話を週に1回以上利用している人が多く、通話時間は10分未満が9割以上を占めていることが分かりました。

通信費の平均は4425円であり、高額な場合には節約方法を考える必要があります。

長時間の電話を好む70代の母。家の電話とスマホの通話料が「毎月2万円」近くになっているのですが、シニア世代では当たり前なのでしょうか?

メールやSNSなどのさまざまな連絡手段がある中で、シニア世代のおもな連絡方法には、スマートフォンや固定電話での「通話」があげられます。家族が長時間通話を好んで利用している場合、毎月の通話料が高くなってしまうことに悩む人もいるでしょう。

今回はシニア世代がスマートフォンや固定電話の通話を利用する頻度や割合などについてご紹介します。あわせて、料金をおさえる方法もまとめました。

イオンリテール株式会社が実施した調査によると、シニア世代がスマートフォンの通話機能を使用する頻度は、以下のようになっていました。

・毎日:19.6%

・2~3日に1回程度:23.8%

・週に1回程度:16.0%

・週に1回以下:35.6%

・利用していない:5.0%

週に1回以上使用している人の割合は全体の6割程度となっており、通話機能を定期的に使用している人はある程度いると考えられるでしょう。

なお、スマートフォンを利用している人を対象として1回あたりの平均通話時間を調査した結果については、以下の数値が掲載されています。

・1分未満:24.5%

・1分~5分未満:53.4%

・5分~10分未満:13.7%

・10分~20分未満:4.0%

・20分~30分未満:1.9%

・30分~1時間未満:1.4%

・1時間以上:1.1%

このことから、1回あたり10分未満で通話を済ませる人は全体の9割以上を占めていると分かりました。長時間通話を何分以上からと捉えるかは人によって異なりますが、仮に30分を基準として考える場合、全体の3%以下となります。

さらに、同調査によると、シニア世代のスマートフォンの毎月の平均通信費は、「2000~3000円未満」と「3000~4000円未満」が最も多く、平均金額は4425円という結果でした。大手3キャリア利用者では「4000~5000円未満」が最も多く、平均金額は5272円です。

そのため、今回のケースのように、通話料がスマートフォンと固定電話合わせて2万円近くになっているという場合、比較的高額になっていると考えられます。