ウガンダ国民に愛される絶品B級グルメ「ROLEX」って何? 時計ではない…

AI要約

ウガンダの食文化やロレックスというストリートフードについて紹介。

ウガンダの主食や歴史的背景に触れつつ、食文化の特徴を解説。

ウガンダ料理の多様性や肥満の問題、ストリートフードの人気について紹介。

ウガンダ国民に愛される絶品B級グルメ「ROLEX」って何? 時計ではない…

「絶品B級グルメ」や「ソウルフード」と呼ばれる食べ物は日本全国で見られます。「日本にあるのであれば、当然世界各地にもB級だけど超絶うまいものがあるのではないか?」と、考えたことはあるでしょうか。

というわけで、世界100か国以上の現地在住日本人ライターたちの集まり「海外書き人クラブ」より、居住国や旅先で出会った「絶品ソウルフード」を大紹介するシリーズの今回はウガンダから「ロレックス」をお届けします。

ウガンダは日本からは物理的な距離もあり、馴染みの深い国とは言えないかもしれませんが、温暖な気候と野生動物が見られる数々の自然保護区を有する同国には、国外からも多くの旅行者が訪れます。

そんなウガンダの料理はその歴史的背景から、アラブや英国を中心に様々な食文化の影響を受けています。中でも歴史的に繋がりの深いインドの影響は色濃く、辛味を強調しないものの、ベースにトマトや玉ねぎの素材の旨みをふんだんに活用するという特徴はインド料理との共通点です。

交通渋滞が深刻な首都・カンパラ市では、ODAを通じた日本による改善の取り組みも行われている。

英国による統治時代にウガンダに移り住んだインド系移民は最盛期には8万人に及んだと言われています。20世紀終盤以降、労働力を提供するために半ば強制的にアフリカの地へ送りこまれたインド系移民は、1972年に反インド感情の高まりを発端に当地から追放されてしまいました。

今日まで残る多様なウガンダの食文化は、三四半世紀の不遇な時代を強いられた移民のレガシーと言っても過言ではないでしょう。

ウガンダにはマトケ(デンプン質の多い料理用の青バナナ)、米、ポショ(トウモロコシの粉末をお湯で戻し練った食べ物)、キャッサバ、サツマイモ、じゃがいも、カボチャ等、様々な主食があります。

種類豊富で知られるウガンダの主食は、昨今、過度な炭水化物摂取を促す肥満の要因としても指摘されている。

また、食べることが大好きなウガンダ人は、1日に3度の食事の他にも様々な間食をとって、都度小腹を満たします。中でも老脈男女に愛されているウガンダ産ストリートフードの筆頭が『Rolex(ロレックス)』なのです。