【パリのキッチン・定番レシピ4選】分量いらずで簡単に作れる!4人のおすすめは?

AI要約

パリ在住の日本人4人からの定番レシピを紹介!トレビスの焼き菜、ラディッシュとバター、ミックスフルーツデザート、クレソンのめんつゆ和え。

トレビスの株ごと焼きやラディッシュとバターでシンプルな前菜を、ミックスフルーツデザートやクレソンのめんつゆ和えでアクセントを付ける。

フランスの食材を使いながらも日本人らしいアレンジが施された料理で、パリでの日常やおもてなしに活躍する。

【パリのキッチン・定番レシピ4選】分量いらずで簡単に作れる!4人のおすすめは?

パリに住む日本人4人に、定番レシピを教えてもらいました!

「トレビスは株ごとのものが手に入らず葉に分かれたものであれば、フライパンにオリーブオイルを引いてさっと焼くのでもOK。新じゃがやなす、ズッキーニなどでもおいしく作れます。」──鈴木ひろこさん

1.小ぶりのトレビス8本は、根元の芯を少し切り落として耐熱皿に並べる。

2.セージ、タイム、ローリエとにんにく1かけを皮付きのままのせる。

3.オリーブオイルを回しかけ、塩・こしょうを振って、210℃のオーブンでしんなりするまで15分ほど焼く。

4.仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノを振る。

「フランスでは定番の前菜。ラディッシュにおいしいバターと塩がマッチする、ごくシンプルでフレッシュな味。おもてなしの日は束ねて盛ると、ブーケのように華やかに!」──猫沢エミさん

1.ほどよく常温に戻したバター(食塩不使用)をブロック状に切って塩を振り、下側に十字の切り目を入れたラディッシュをめり込ませ、バターと一緒にパクリ。バターはナイフで塗りつけてもいい。

「今回はベリー系を使いましたが、日本の季節のフルーツでもおいしく作れます。夏はアイスピックで砕いた大きな氷を添えてひんやりと。大人用にはホワイトラムを入れてもおいしい」──松長絵菜さん

1.好みのフルーツ(今回はいちご、ぶどう、さくらんぼ、桃、あんず、ブラックベリー)を食べやすい大きさに切り、全体に行き渡るくらいのハチミツをかける。

2.レモン汁を好みの量加えて混ぜ、15分ほど寝かせて味をなじませる。

3.大きく砕いた氷とともに器に盛り、炭酸水を注いでミントの葉を添える。

「クレソンのほろ苦さがめんつゆとマッチする、ちょっと大人の味わい。こちらではサラダみたいな感覚でとらえられているようで、アペロやディナーで振る舞っても好評です」──植田紗羅さん

1.鍋にたっぷり湯を沸かし、クレソンひと束を塩ゆでする。

2.氷を張った水にさらし、水気を絞って食べやすい長さに切り、器に盛る。

3.上からめんつゆを適量かけ、好みで白ごまや削り節をかける。

Staff Credit

撮影/篠 あゆみ コーディネーター/Harue Konno 取材・文/福山雅美

こちらは2024年LEE7・8月合併号(7/5発売)「パリの日本人の『小さなキッチン』」に掲載の記事です。

※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。