取得は簡単で役立つ中高年向きの資格 3位「ほめ達！検定2級」…では2位と1位は？
女と男の市川義一さんが、中高年におすすめする比較的簡単で役立つ資格を5つ紹介。
資格取得の難易度や取得方法、役立つ場面などを解説。
市川さんがおすすめする資格を取得することで、人生が豊かになる可能性がある。
47もの資格を持ち、このたび「『地味な資格』だけで人生は豊かになる」（Gakken）を発売したお笑いコンビ「女と男」の市川義一さん。その体験から、比較的簡単に取れて役立つ資格を教えてもらった。
市川さんが中高年サラリーマンにお薦めしたい資格5位は「サウナ・スパ 健康アドバイザー」。サウナ好き男性が増えているが、「サウナの知識をつけて入れば、より気持ちよくなれて健康になれる」という。
資格取得の難易度は低く、1週間ほどオンラインで勉強すれば取得できる。
4位は「整理収納アドバイザー」。実家の整理や自分の終活に向け、中高年には何かと役立ちそうな資格だ。難易度も高くなく、1日講習を受け試験に受かれば取得できる。
3位の「ほめ達！検定」は一般社団法人日本ほめる達人協会によるコミュニケーション上手になるための資格で、人やモノのポジティブな面に目を向ける考え方やノウハウを学びながら取得する。3級はセミナーを受講するだけ、2級は対面やオンラインで1カ月ほど学べば取得できる。「頑固になったり、愚痴っぽくなったりして、人が離れていきがちな中高年にオススメです」。定年後のボランティア、近所付き合いに最適。妻をほめれば、熟年離婚も避けられる！？
2位は「食品衛生責任者」。飲食店などを経営する際に必須の国家資格だ。難しそうだが、1日講習を受け簡単な試験に合格すれば取得できるという。定年退職後、そば打ちなどの趣味の延長で飲食店を経営したい夢を持っているなら、取得しておいて損はない。
1位は「FP（ファイナンシャル・プランニング）技能検定3級」。国家資格なので難易度が高いイメージだが、「通信教育でも学べますし、3級なら合間を見つけて3カ月ほど勉強すれば取得できます。確定申告や相続、保険、NISAなど、何となく知っていることをしっかり学ぶことで、人生の後半戦に必ず役立ちます」と市川さん。
ちょっとがんばってみるか──。
