<仙台市>無作為抽出した3500人分の名簿 古紙回収に誤廃棄 「現時点で個人情報流出の可能性低い」

AI要約

仙台市の男女共同参画課が無作為抽出した3500人分の名簿が古紙回収に誤廃棄されたが、個人情報流出の可能性は低いとしている。

誤廃棄された名簿には住所・氏名・性別・生年月日が記載されており、調査票の発送準備のために使用されていた。

市は個人情報管理の周知徹底と謝罪のための文書送付を行うとしている。

<仙台市>無作為抽出した3500人分の名簿 古紙回収に誤廃棄 「現時点で個人情報流出の可能性低い」

仙台市の男女共同参画課で、無作為抽出した3500人分の名簿を古紙回収に誤廃棄したことが、分かった。仙台市は「現時点での個人情報流出の可能性は低い」としている。

誤って廃棄されたのは、仙台市に住民票がある18歳~79歳の男女3500人分の住所・氏名・性別・生年月日が記載された名簿。

これは、仙台市が行っている「男女共同参画社会に関する意識調査」の調査票を発送するために、8月1日現在の住民基本台帳から市が無作為で抽出したもの。

市によると、8月28日に調査票の発送が完了したことから、不要になった名簿を廃棄しようとしたところ紛失が発覚した。

その後、調査したところ、発送する前の8月22日に名簿が入った段ボールごと古紙回収が行われていたことが分かったという。

その後、市では古紙回収業者の工場で聞き取り調査を行い、名簿の回収から数日で圧縮処理がなされていることなどから、「個人情報の流出の可能性は低い」としている。

市は、個人情報の適切な管理や取り扱いについて改めて周知徹底を図るとともに、名簿に記載があった対象者に対しお詫びの文書を送るという。