結婚相談所には相手の白髪にもクレーム！35歳過ぎて女子扱いされる人とおばさん扱いされる人はどこが違う？

【独身者5割時代へ あなたは結婚したい？】#6

　婚活現場で30代を過ぎても女子として扱ってもらえる人とおばさん扱いされる人の違いは見た目です。顔のかわいさや綺麗さとは別で、清潔感とおしゃれへの努力、つまり美意識の高さがみられています。

　まず体型。婚活男性に聞くと、「太ってる人はおばさん」「太っていなければ、お姉さん」と言います。次に髪をセットしてるかもポイントです。要は洗いっぱなしの髪ってありますよね。自然乾燥でさっと櫛を通しましたという髪型と、時間をかけてコテで巻いたり、ハーフアップ（後髪の上半分だけをアップヘアにすること）にしたりとセットした髪型では見るからに違います。

　35歳を過ぎた女性に男性から指摘が多いのが生え際の白髪です。2～3回目のデートでお断りを申し出た男性に「この間は気に入っていたのになんで急に交際終了になさったのですか？」と聞いてみると、「一緒に歩いていたときに風が吹いてぱっと横を見たら、生え際に白髪があってゲンナリして。申し訳ないけど急に気持ちが冷めてしまいました」と答えていました。実はこの意見はすごく多いです。

　また女性が眉毛のカットをしていなくて、「眉毛がフサフサだった」。口の周りの産毛の処理をしておらず、「口元に光が当たったら産毛に化粧がのってキラキラと反射していた」とか。細かいところまで見られているのです。

　ちなみにナチュラルメイクというのは手抜きメイクとは違います。20代の女性たちは色を使わないから、そんなにメイクをしてないように見えますが、ファンデーションを綺麗に塗ってるんです。目の下の涙袋を4層に塗っていたりします。30代40代50代になると、その術を知らないからいっぱい塗ればいいと思いがち。色を使えばしっかりメイクだと思い込んでる人もいるのですが、そうではありません。まつげパーマをかけるとか肌質を綺麗にするとか、そういう努力をしなければ、若い女性との違いが目立ってしまいます。

　実際、年収2000万円の男性（43歳・コンサルタント）は、20代から30代の女性約50人と会って結婚したのですが、「30代はグロスを塗ってこない。年を重ねると唇にしわがいっぱい入ってるのに手を抜いている」と頻繁に話していました。彼と会いたいという女性は、男性の年収や経歴に魅力を感じて会うわけですから、逆に魅力を感じさせる努力も第一印象から怠ってはいけません。

（植草美幸／恋愛・婚活アドバイザー）

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