第一印象どおり、やっぱり「感じがいい人」と思われている女性が、自然とやっている「しぐさ」とは。誰でもすぐにできる簡単なことだった

AI要約

第一印象を良くするためには、正しい美しい姿勢が重要である。

姿勢が良いと周囲に信頼感や安心感を与えることができ、ビジネスで重要な要素となる。

適切な距離での挨拶や丁寧な行動も、相手に良い印象を与えるのに役立つ。

第一印象どおり、やっぱり「感じがいい人」と思われている女性が、自然とやっている「しぐさ」とは。誰でもすぐにできる簡単なことだった

9月は会社の中でも移動があったり、新しい出会いがある新年度となる方もいます。「第一印象を良く」とは言われますが、見た目だけを良くしても相手の印象には残りません。「あなたと一緒に仕事がしたい」。そういわれる女性になるにはどうしたら良いでしょうか。(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にお聞きしました。

【 気品を身につけるシンプルな教え #100 第一印象が残る人編 】

人を魅了する初めのポイントは、なんといっても「正しく美しい姿勢」です。立っているだけでどことなく気品が漂っている女性の決め手は姿勢なのです。姿勢が良いとそれだけで周りに信頼感や安心感を与えますので、ビジネスにおいてとても重要なことです。

初めての訪問先であれば尚のこと、だれが見ているかわかりませんので、まずは姿勢を正すことです。対面のときだけでなくオンラインの時も同様です。

他人があなたを正面から見たときに「姿勢がいい人だな」と感じるポイントは、猫背で

はなく胸が開いていることです。横から見ると「頭頂」「耳」「肩」「腰」「くるぶし」が一直線上にあり、さらに「耳たぶの下」と「上唇」を結んだ線が床と平行になります。

胸を開くと肩も開き、男性なら堂々と、女性なら凛として美しく見えます。この姿勢になると腰も背骨も伸びますので、品格が出てきます。

初対面の時に感じたことが、その方の第一印象として残るので、ぜひとも、気持ちの良い挨拶で印象を残しましょう。

気持ちの良い挨拶は、相手との距離感が大切です。相手が安心感や好感を抱くベストな距離は、腕を前にまっすぐ伸ばした距離です。これよりも近づくと「近くていやだ」いう警戒心や「なれなれしい人」という嫌悪感を抱きます。反対に、離れていると、「自分に関心がないのではないか」という疎外感や「私と仲良くなりたくないのでは」という不信感を与えてしまいます。

たいていの方は「おはようございます、はじめまして」とか、「こんにちは、はじめまして」といいながら同時にお辞儀をしていると思います。これは「ながら動作」といって、軽々しい印象を与えるだけでなく、相手が言葉を聞き取れないこともあります。

きちんとあいさつの言葉が言い終わってからお辞儀をする、「一回一動作」をしてみてください。自分も落ち着き、相手にも安心感を与える事ができるでしょう。一回一動作で行うとエレガントで落ち着いた振る舞いになり、相手への好印象にもつながります。