高校生が志願したい大学・関東甲信越…男子1位は明治、女子は？
リクルート進学総研の「進学ブランド力調査2024」の結果、関東甲信越エリアの高校生が志願する大学のランキングが発表された。
男女別では、男子1位は「明治大学」、女子1位は「立教大学」という結果が示された。
私立大学が上位を独占し、国公立大学も一部上位にランクインしていることがわかった。
リクルート進学総研の「進学ブランド力調査2024」の結果、高校生が志願したい大学の関東甲信越1位は「明治大学」、2位は「早稲田大学」、3位は「立教大学」。男女別にみると、男子1位は「明治大学」、女子1位は「立教大学」であった。
リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、2008年から「進学ブランド力調査」を実施。2024年度より調査手法を一部変更し、全国を7エリアに分けて、2025年3月卒業予定の高校3年生に対象にインターネット調査を実施した。調査期間は、2024年4月2日～30日（関東甲信越と東北は4月1日から）。有効回答数は1万4,758人。
関東甲信越エリアは、1位「明治大学」（志願度10.8％）、2位「早稲田大学」（同9.3％）、3位「立教大学」（同7.6％）、4位「東洋大学」と「法政大学」（同、各6.6％）、6位「中央大学」と「日本大学」（同、各6.1％）、8位「青山学院大学」（同5.7％）、9位「千葉大学」（同5.1％）、10位「慶應義塾大学」（同4.8％）。トップ10の9校を私立大学が独占。国公立大学は9位の千葉大学がトップで、11位に「筑波大学」、12位に「東京都立大学」が続いた。
男女別にみると、男子は、1位「明治大学」（志願度13.3％）、2位「早稲田大学」（同11.4％）、3位「中央大学」（同7.9％）、4位「法政大学」（同7.7％）、5位「日本大学」（同7.5％）、6位「東洋大学」（同7.1％）、7位「立教大学」（同6.9％）、8位「青山学院大学」（同6.0％）、9位「千葉大学」（同5.9％）、10位「慶應義塾大学」（同5.6％）。
女子は、1位「立教大学」（志願度8.4％）、2位「明治大学」（同7.9％）、3位「早稲田大学」（同7.0％）、4位「東洋大学」（同6.0％）、5位「法政大学」（同5.4％）、6位「青山学院大学」（同5.2％）、7位「日本大学」（同4.6％）、8位「千葉大学」（同4.2％）、9位「中央大学」（同4.1％）、10位「慶應義塾大学」（同3.9％）だった。女子1位の立教大学は、女子比率が年々上昇傾向にあり、2022年には学部で56.1％、大学院で56.6％に達している。
