狭い庭や玄関先に植えるのはどんな木がいい?果樹や花が楽しめるおすすめ低木

AI要約

低木を選ぶことには多くの利点があります。手入れが簡単で見た目も美しく、季節の変化を楽しむことができます。

ハナミズキやイチゴノキ、クラブアップルなど、前庭や玄関先におすすめな14種類の低木を紹介します。

これらの低木は植える場所や気候によって適した品種を選ぶ必要があります。

狭い庭や玄関先に植えるのはどんな木がいい?果樹や花が楽しめるおすすめ低木

高くそびえる常緑樹はパッと目を引きとても素敵ですが、前庭用の木として高い木ではなく低木を選ぶことには多くの利点があります。

低木は矮樹(わいじゅ)とも呼ばれ、最大でも9m程度の高さにしか成長しません。背が低いため手入れがあまり必要なく、枝が落ちたり、大きな根が地面を破壊するなどの問題も少なくなります。何より、見た目が美しいのがおすすめポイントです。

低木を複数植えると、季節の変化を視覚的に楽しむこともできます。例えば、クラブアップルやジューンベリーの木を上手く配置して植えると、春には花が咲き、真夏には豊かな木陰をつくってくれます。

また、蜂などの花粉媒介者を引き寄せてくれたり、香りのよい花の咲いた枝を切り取って、部屋に飾って楽しむこともできます。低木は庭を生き生きと見せ、心を豊かにし、家の外観を魅力的にしてくれます。

さあ、前庭や玄関先におすすめな14種類の低木を早速見ていきましょう。

ハナミズキは手入れが簡単な低木で、春には白、ピンク、赤の花が咲き乱れ、夏には青々とした葉が茂り、秋には紅葉し、鳥が大好きな木の実を付けます。

太い幹と美しい花が特徴的なハナミズキは、日当たりがよく、水はけのよい湿った土壌を好みます。うどんこ病などの病気にかかりやすく、害虫に弱いので、耐性のあるハイブリッド種を選ぶとよいでしょう。

地中海原産の愛らしいこの低木は、イチゴに似た小さな丸い果実が特徴です。

ピンクまたは白い花がスズランのように房状に咲き、ほのかな香りがします。また、枝はねじれ、樹皮は緑、黄色、茶色のグラデーションになっています。

イチゴノキは9m以上には成長しませんがしっかりと根をはるので、地中のスペースは十分確保しましょう。

クラブアップルは、春に白、ピンク、赤の花を咲かせ、秋にはそれが酸っぱい果実に変わり、小さな鳥たちを引き寄せます。

シンデレラという品種はコンパクトサイズで、キャロウェイという品種はゼリーをつくるのによく使われます。ルイザという品種は繊細な花を咲かせ、枝が垂れ下がるほどの果実を付け、冬まで楽しめます。

クラブアップルの実は食べられますが 、種子には毒があるので注意してください。品種がたくさんあるので、お住まいの気候帯に最適なものを選ぶようにしましょう。