ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクがイタリアのファッションスクールで再び教鞭

AI要約

ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクがポリモダの指導者に就任する。彼はアントワープの6人の一人であり、日本のストリートカルチャーにも影響を与えた。

ヴァン・ベイレンドンクはアントワープ王立芸術アカデミーのファッション部門長を務め、多くの著名デザイナーを輩出した。彼の独自のポップな世界観は注目を集めている。

ポリモダは1986年に設立されたフィレンツェのファッション工科大学であり、2021年にマッシミリアーノ・ジョルネッティがディレクターに就任した。

ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクがイタリアのファッションスクールで再び教鞭

 ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter van Beirendonck)が、イタリアのファッションスクール「ポリモダ(POLIMODA)」の指導者に就任する。10月7日からファッションデザイン修士課程を担当する。

 1955年ベルギー出身の同氏は、アントワープ王立芸術アカデミー(Royal Academy of Fine Arts Antwerp)卒業後、1993年にブランド「W&L.T.」を開始。1987年にロンドンで、同窓のドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)やアン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)らと共に、「アントワープの6人(The Antwerp Six)」コレクションを発表し、話題となった。その独自のポップな世界観は、1990年代の日本のストリートカルチャーにも大きな影響を及ぼした。2007年からはアントワープ王立芸術アカデミーのファッション部門長を務め、多くの著名デザイナーを輩出したのち、2022年に退任している。

 ポリモダは、フィレンツェに国際ファッション工科大学として1986年に設立。2021年には同校の卒業生で「サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」のクリエイティブディレクターを務めたマッシミリアーノ・ジョルネッティ(Massimiliano Giornetti)がディレクターに就任している。