8.14に南海トラフ地震?6年前の“予言”が密かに話題に…デマを一掃したのは岸田首相!やるじゃん‼

AI要約

南海トラフ臨時情報の呼びかけが終了し、過去の予言が再びネット上で話題になる。

政治家の動きが予言をかき消し、予言者の信憑性が揺らぐ中、岸田首相の不出馬表明が注目を集める。

岸田首相の行動が地震予言を一掃し、フェイクニュースの典型例として話題になる。

8.14に南海トラフ地震?6年前の“予言”が密かに話題に…デマを一掃したのは岸田首相!やるじゃん‼

 8月15日17時、1週間前に発出されていた「南海トラフ臨時情報」の呼びかけが終了した。世の中は平時に戻ったが、そんな中、《南海トラフ地震予言してたやつは岸田が出馬を諦めたのを予言出来なかったので嘘です》といった声がX(旧ツイッター)に相次いでいる。

 実は、8月8日に行われた臨時情報発出の直後からネット上では、2018年にXで話題になっていた「2024年8月14日に南海トラフが起こる」という予言が再度話題に。ほとんどのユーザーは相手にもしていなかったが、一部ユーザーからは《予言当たったら怖すぎるんだけど...》と、的中を不安がる声が上がっていた。

 今回話題になっていた予言とは、18年1月4日にとあるXのアカウントが言い出したもの。自らをタイムマシンで18年に来た人間と称するなど終始荒唐無稽な内容をポストし、その内容が当時注目を集めていた。

■「政治家ってほんと国民の事なんて何も考えてないね」

 そんな中、14日にはこの予言が吹き飛ぶ大ニュースが飛び出した。岸田文雄首相が、9月に行われる自民党総裁選への出馬を行わないと表明したからだ。

 首相は記者会見は各テレビで生放送され、臨時情報の発出中に不出馬表明を行ったことに対しては、《南海トラフ巨大地震注意が出てる最中の岸田さんの総裁選不出馬表明 政治家ってほんと国民の事なんて何も考えてないね》などと、Xでは相当にヒンシュクを買った。

 ……が、14日に南海トラフ地震が起こるという予言は岸田首相の総裁選不出馬のニュースにあっという間にかき消され、そのまま同日は何も起きなかった。

 地震予言が首相の辞意表明に押しのけられた事態に、Xでは上記の他にも《南海トラフの予言は岸田さんの総裁選不出馬表明の予言と間違えた説はさすがに無理がある》といった、どうせ予言するならこちらを予言しろとする声は根強く、予言はどう言い逃れしても外れていることは明らかだというポストが噴出したというわけだ。

 偶然とはいえ、岸田首相の行動が地震予言というフェイクニュースを一掃した形となった。8月の発表では27カ月目にしてプラスにはなったものの、7月までの発表では国民の実質賃金が26カ月連続でマイナスになるなど正に「疫病神」だった岸田首相だが、最後の最後で「デマ潰し」という形で国民に貢献できたのかもしれない。

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 当たらないとは思うのだが、それでも気にはなってしまう「地震予言」。その発信者はどのような気持ちで情報発信を行っているのか?

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