夏は「野生ルイボスティー」飲んでも塗ってもOKで…万能!

AI要約

野生のルイボスティーは熱中症予防に最適で、ミネラルやポリフェノールが豊富。

ルイボスティーの栄養価や手作業での製造方法、効果的な飲み方を紹介。

ルイボスティーの意外な活用方法や使い道を紹介。

夏は「野生ルイボスティー」飲んでも塗ってもOKで…万能!

ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さんの連載です。愛飲しているという「野生のルイボスティー」と、目からウロコの活用アイデアを紹介します。

夏に熱中症対策の水分補給と言えばスポーツドリンクですが、市販のスポーツドリンクには、「ペットボトルドリンク症候群」という言葉があるくらい、糖分が多く含まれているものもあり、ゴクゴク飲むにはちょっと躊躇してしまいます。

夏の風物詩として思い浮かぶ麦茶も、こもった熱を尿と一緒に体の外に排出して体温を下げる働きがあり、熱中症や夏バテ予防にいい飲み物……のはずですが、私の場合、麦茶の原料である大麦が体質に合わないのか、子どもの頃から麦茶を飲むとなぜか胃腸が重くなるのです。

そこで今回ご紹介するのは、我が家の冷蔵庫に欠かせない「野生のルイボスティー」。友達に紹介してもらって以来、夏の定番になっています!

ルイボスティーはノンカフェインなので、寝る前のお茶として常備はしていましたが、一般的なルイボスと野生のものって何が違うのか気になって調べてみたところ知らなかったことがたくさんありました!そして飲む以外にも意外な使い道もあってびっくり。

無農薬・無肥料の「野生のルイボスティー」は、栽培がとても難しく、南アフリカ・セダルバーグ山脈の限られた土地でしか育たない希少なルイボス。世界で飲まれているルイボスティーの、約99.9%が人工栽培で、野生に生息しているものを使った茶葉はわずか0.1%で、栽培ルイボスの寿命は5~6年で植え替えますが、野生は100~150年も自生すると言われているそう。

手作業で刈り収穫し、刈り取った後は、天日乾燥→撹拌→発酵を促し、手間暇かけて完成します。

■栄養

ルイボスティーは、ノンカフェインで低タンニン。鉄、銅、亜鉛、マンガン、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど天然のミネラルが豊富なので、実は熱中症予防にも最適なんです。その上、ポリフェノール(※)も多く含まれているので抗酸化作用が高く、活性酸素を除去してくれるので美容や便秘にも良さそう。

(※妊娠中や体調不良時の摂取はかかりつけ医等にご相談ください)

■飲み方

ルイボスティはティーポットに入れ、お湯を注ぐだけで手軽に飲めますが、やかんで茶葉を煮出す方が経済的。5分以上煮出すことで、抗酸化性を引き出すんだそうです。

■ルイボスティーの使い方アイデア

・料理の出汁がわりに使うと、うま味アップ

・お肉を茹でると柔らかくなり肉の臭みを低減

・天ぷら粉を溶くと、カラッと揚り油も汚れにくい

・ミネラル豊富なので、出涸らしをプランターや植物の土の上にまくと植物が元気に育つ

・キッチンの排水溝に出涸らしを3、4個置いておくと滑りが軽減される。

・油をとる働きがあるので、メーク落としに!

・出涸らしで、食器を洗ったりシンクを磨くとピカピカに。

・出涸らしを乾かして、ブーツや靴に入れたり、下駄箱に入れて、脱臭剤に