カロリーが高いのはどっち? 「ソフトクリーム or バナナシェイク」【ダイエットクイズ】

AI要約

夏は冷たい食べ物や飲み物がおいしく感じます。手軽に食べられるアイスクリームとバナナシェイクのカロリーを比較し、乳製品の量がカロリーに影響することを解説。

ソフトクリームは乳製品や砂糖が豊富でカロリーが高い一方、バナナシェイクはバナナを主原料にしているためカロリーが低め。

豆乳を使ったカロリーオフのソフトクリームや自家製のバナナシェイクなど、賢い選択でダイエットをサポート。

カロリーが高いのはどっち? 「ソフトクリーム or バナナシェイク」【ダイエットクイズ】

夏は冷たい食べ物や飲み物がおいしく感じますよね。なかでも手軽に食べられるアイスクリームなどのひんやりスイーツには、ついつい手が出てしまいます。涼しさを感じられるけど、正直カロリーは気になるところ。そこで、ダイエットにも役立つカロリークイズを出題! 今回は、ソフトクリームとバニラシェイクを比較します。健康的な身体づくりや食生活を考える上で必要な食やカロリーに関する基本的な知識も身につくので、遊び感覚で挑戦してみてください。栄養管理士の資格を持つライター川越光笑さんに解説していただきました。

ソフトクリーム

夏になると食べたくなるアイスクリームなどの冷菓。特に行楽地に行くと、ご当地ものや写真映えするものなど様々な味や見た目のソフトクリームがあり、つい手が出てしまうという方も多いのでは? 今回はバニラ味のソフトクリーム+コーンカップで栄養価を計算。

バナナシェイク

バナナを主原料に牛乳、アイスクリーム、氷などをミキサーにかけて作るバナナシェイク。冷たくて飲みやすいことをはじめ、栄養価が高く、消化もいいので、食欲がないときや夏バテ対策にもおすすめです。

夏に食べたいひんやりデザート。カロリーはどちらが高めでしょうか? 正解は……? それぞれのカロリーと特徴を解説します。

乳製品の量がカロリーを左右する?

バナナシェイクよりソフトクリームのカロリーが高いのは、コーンカップの違いだと思っていませんか?ソフトクリームは100g・146kcalありますが、これはコーンカップを除いたカロリー数です。バナナシェイクは、100g・76kcal程度のため、ソフトクリームは倍くらいカロリーが高いことが分かります。

ソフトクリームの主な原材料は、メーカーによって異なりますが、一般的に牛乳、生クリーム、グラニュー糖、水あめを使用します。一方、バナナシェイクは、バナナを主原料に牛乳、アイスクリーム、氷などをミキサーにかけて作ります。

バナナシェイクにもアイスクリームが入っていますし、バナナが加わるため、一見カロリーが高くなりそうですよね?

ソフトクリームは乳製品や砂糖が多く含まれているため100gの脂質は5.6kcal、糖質は20.5kcalに。バナナシェイクは、バナナを加えているため、乳製品の使用量が少なくなり、結果としてカロリーも低くなります。つまり、乳製品の量が多いとカロリーの面では高くなりがちなのです。

最近では、豆乳を使ったカロリーオフのソフトクリームなどが販売されていますので賢く召し上がるのもダイエットのコツです。また、自家製のバナナシェイクもおすすめ! まず、皮をむいた完熟のバナナを冷凍しましょう。牛乳ではなく豆乳を使用し、グラニュー糖ではなく羅漢果(ラカンカ)を使って作ります。羅漢果は、血糖値の上昇が緩やかな甘味料として注目されていますので、参考にしてみてください。

※具材や量、調理法によってもカロリーは異なります。

[参考資料]文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)