かわいいミニチュア作品が勢ぞろい! 韓国で19万人を動員した展覧会「田中達也展」が日本橋高島屋でスタート

AI要約

田中達也さんのミニチュア写真家としての展覧会が日本橋高島屋で始まりました。彼の作品や背景について紹介。

田中達也さんの作品を通じて、日常の身近なものを別の視点で楽しむことができます。

展覧会では、田中さんの作品の着想元や制作過程を紹介しながら、その魅力を伝えています。

かわいいミニチュア作品が勢ぞろい! 韓国で19万人を動員した展覧会「田中達也展」が日本橋高島屋でスタート

インスタで毎日アート作品を発表している大人気のミニチュア写真家・田中達也さんの展覧会が日本橋高島屋ではじまりました。プレス内覧会を取材しましたので、見どころなど会場写真とともにご紹介します!

【女子的アートナビ】vol. 341

田中達也さんは、1981年熊本生まれ。身近なものや日常的に見慣れたものを別のものに見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を2011年から毎日インスタグラムで発表し続けているミニチュア写真家・見立て作家です。

2024年5月現在でインスタのフォロワーは380万人超。国内外で展覧会を開催し、2024年に韓国・ソウルで開かれた展覧会では19万人を動員しました。2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」ではタイトルバックを担当し、近年は絵本作家としても活躍されています。

内覧会で田中さんは、「作品は人間の普遍的なものを表現しているので、世代や国境を超えて楽しんでいただけます」とコメント。見立ての着想については「コンビニやスーパー、一般的な日用品がそろっている場所やモノからアイデアを得ています」と語りました。

「田中達也展 みたてのくみたて」では、「見立て」の発想の起点を7つのゾーンに分けて約160点の作品を展示。どのようにアイデアが生み出されるのか、その原点を解き明かす展覧会です。

「HOME 暮らしから考える」の展示室では、身近にあるものから着想を得た作品を展示。家の中にある見慣れたものが、意外なものに変換されています。

例えば、「甘い生活」という作品では、パンをソファーに、クリームを観葉植物に、ワッフルを棚に見立てた室内で、ミニチュア人形のファミリーが団らんしています。

田中さんの作品には、ブロッコリーや海苔巻きなどさまざまな食べ物が登場しますが、本物もあれば食品サンプルもあるとのこと。本物の場合は撮影の後に食べているそうで、インスタでも「#このあとおいしくいただきました」などと出ています。