「実家の“汚さ”に絶句」物を捨てられない祖母…片づけのプロが痛感した、「汚実家問題」を解決するのに大切なこと

AI要約

夏休みに実家に帰省する人が多い中、実家のモノの多さに悩む声が多く挙がっている。

実家の片づけに成功したエピソードを共有し、リサイクルショップへの売却が効果的だったことが分かった。

実家の片づけは、明確な目標や行動促進の方法を用意することで効果的に進めることができる。

「実家の“汚さ”に絶句」物を捨てられない祖母…片づけのプロが痛感した、「汚実家問題」を解決するのに大切なこと

こんにちは! 片づけについて発信しているありママです。

夏休みは実家に帰省する人も多いと思いますが、実家のモノの多さに悩んでいるという声をたくさん聞きます。

私の実家は、はさみがあちこちに置いてあったり、床にモノが置いてあったり、埃をかぶっているものもたくさんあるので、子どもを連れていくと「それ触らないで!」「危ない!」といつも目が離せません。安全面を考えても、実家を少しでも片づけてもらえたら……と思っていました。

そして、フォロワーさんにアンケートを取ったところ……

約8割の人が「実家(義実家)はモノが多い」と感じており、そのうち約6割が片づけたいと思っていることもわかりました。

私の祖母は捨てることが嫌いで、モノが多いことを指摘すると「婆ちゃんが死んだら全部捨ててくれ!」と言い、部屋にはたくさんのモノで溢れていました。

しかし、そんな祖母が昨年腰を痛めたことをきっかけに、部屋にベッドを置かなければいけなくなりました。そして、家族が今までモノを減らすように声をかけても全然動いてくれなかった祖母ですが、ヘルパーさんが祖母の部屋を見て、「ここのモノをどかさないとベッドが入りませんね」と言った瞬間、祖母が「全部捨てます」とヘルパーさんに宣言(笑)。祖母と家族でかなりのモノを捨て、何とかベッドを部屋に入れることができました。

まだモノは多いのですが、やはり明確な目標ができたり、納得すると人は動くのだな……とその時感じました。

フォロワーさんからも「実家の片づけで上手くいったというエピソード」をお聞きしましたので、今回ご紹介したいと思います。実家の片づけに役立つと幸いです。

これは一番多かった成功方法です。

「自分たちが不用品をリサイクルショップへ売りに行くから、そのついでに一緒に何か売るものがあれば持っていくよ」と声をかけたら、「これも一緒に売ってほしい」と不用品を預けてくれたというエピソードがたくさんありました。

遠方の場合は、定期的に送ってくれる荷物の隙間に不用品を詰めてもらうようにしている人もいました。

手放したいと思っていても、なかなか行動に移せていないご実家も多いと思います。「リサイクルショップに売れば?」ではなく、「一緒に持っていくよ」と声を掛けてもらえたことで行動することへのハードルが低くなったのかと思われます。また、捨てるのではなく、お金になったり、誰かに使ってもらえると思うと手放しやすいのかもしれませんね。私の祖母も、「リサイクルショップで売れるかもよ?」と声をかけると手放してくれました。「こんなモノが売れるのかな?」と祖母は心配していましたが、「お金になったよ」と話すと喜んでくれます。査定価格は10円~100円くらいにしかなりませんが、それでも捨てるのではなく、使ってくれる人がいるということが手放しやすいところなのかと思います。ちなみに「お金は自由に使ってね」と言ってくれます(笑)。

その他、育休中にメルカリでコツコツと実家のモノを売ってあげて、お小遣いにしたという人もいましたよ!