東映と伊藤園、「ボトル to ボトル資源循環型リサイクル」協同実施合意書を締結 「撮影所からサステナブルな環境づくりを推進」

AI要約

東映と伊藤園が協力して使用済みペットボトルの水平リサイクルを始めることを発表。

東映で回収したペットボトルを再生して伊藤園の飲料用容器に再利用する取り組み。

環境への貢献を目指し、国内資源循環の実現に向けて取り組む。

東映と伊藤園、「ボトル to ボトル資源循環型リサイクル」協同実施合意書を締結 「撮影所からサステナブルな環境づくりを推進」

 東映と伊藤園は9日、資源循環の分野で各施設や事務所で回収した使用済みペットボトルの水平リサイクルを行う「ボトル to ボトル資源循環型リサイクル」を協同実施する合意書を締結し、今月から取り組みを開始したことを発表した。

 東映で回収した使用済みペットボトルを再生事業者が再原料化し、伊藤園が販売する飲料用ペットボトル容器として使用する。東映東京撮影所、東映京都撮影所から開始し、廃棄物の減量と資源の有効利用を促進するとともに、国内資源循環の実現に貢献していくという。

 ◇東映のコメント

 「ものがたり」の製造工場となる撮影所からサステナブルな環境づくりを推進します。東京撮影所、京都撮影所におけるペットボトル回収を通して環境問題への意識を高め、化石由来資源の使用量および廃棄物の削減に貢献します。持続的で豊かな社会の形成を軸に、皆さまへ感動や喜びをお届けします。

 ◇伊藤園コメント

 「伊藤園グループプラスチックに関する方針」を制定しており、2030年までにペットボトルに使用するリサイクル素材等の割合を100%にすることを目指しています。今回の取り組みを開始することで、高度なリサイクルである水平リサイクル(ボトル to ボトル)を通じてペットボトルの国内資源循環への貢献を実現します。