"炎上常連"フランス在日大使館公式Ⅹのパリ五輪「JUDO」ポストにコメ欄が大荒れ!

AI要約

パリ五輪では日本チームが不可解な判定や決着に不信感を持っており、特に柔道混合団体決勝でのフランス代表の優勝に関して大きな騒動が起きている。

在日フランス大使館の公式アカウントは過去にも問題を引き起こしており、今回も柔道の試合について不適切な表現を用いたことから炎上している。

選手やファンの不満は試合のジャッジだけでなく、選手村の環境やエアコンの問題にも及んでおり、パリ五輪全体に不信感が広がっている。

 パリ五輪を巡る数々の不可解判定に世界各国が不信感を募らせている。日本においてはサッカー男子のスペイン戦でのゴール"取り消し"や、バスケットボール男子が対フランス戦で第4クォーター終盤の不可解なファウル判定を受けた。

 極めつけは、柔道の混合団体決勝。対フランスの試合では、阿部一二三選手の試合で急に指導が出なくなったり、3対3からの抽選で代表者の階級を選ぶルーレットで、フランスの王者テディ・リネール選手の90キロ超級が指名されたことで、日本人ファンの我慢も限界に……。パリ五輪の日仏の数々の種目の試合結果を投稿していた在日フランス大使館の公式X(旧ツイッター)が大荒れとなっているのだ。

■「JUDO」団体のフランス代表の優勝を報告

 5日には公式Ⅹが「王者・リネールは柔道の個人種目では最多の金メダル5つ、銅メダル2つを獲得 柔道の頂点に立つ2つのチームの素晴らしい試合。両国への尊敬、とくに斉藤選手への素晴らしい演技に対し観客からは大きな拍手が 次はロサンゼルスでお会いしましょう!」と投稿すると、《いつから柔道が「演技」になったんですか?》《演技なんですか?やはりフランスが優勝するための台本があったのですね 日本側では真剣勝負だと思い込んでいました》《フランスさん、煽り上手ですね!》《日本にとっても「本当に忘れがたい」決勝でした》などと、怒りの声が殺到している。

■過去には「死刑執行」や「JAP」表記を巡り大炎上

 実は「在日フランス大使館」の公式Xの炎上騒動は今に始まったことではなく、たびたび炎上していた。

 2017年7月13日には日本での2人の死刑囚の執行に対し、「日本の囚人2人の死刑が今朝執行されました。フランスはこの残酷で効力のない刑罰である死刑に反対します」と投稿。21年12月21日に兵庫県加古川7人殺害事件の犯人など3人の執行をした際も抗議の投稿をしている。

 いずれも、《今、フランスは現行犯で暴動してる人を射殺しまくってるけど、それはいいの?》《内政干渉はおやめください》《だから日本語で発信する理由はなに?君たちの価値観押し付けるな。私たちは加害者よりも被害者とその遺族に寄り添います。君たちとは人権を考えるベクトルが違う》などと大炎上。

 また7月22日には日本人ユーザーが《フランス大使館公式アカウントに「フランスサッカー代表の日本人差別、JAP呼び」を抗議したらブロックされました》とブロック画面とともに拡散し、燃えたばかり。

 サッカーフランス代表の公式SNSでは、日本戦を紹介する投稿でことごとく「#FRAJAP」と表記、フランス在日大使館公式Ⅹでも過去にラグビーの日仏戦の紹介で「#FRAJAP」と表記していたが、国際的には「JPN」が一般的で「JAP」は差別的意味合いがあるとされている。

 在日フランス大使館にとっては炎上は通常運転かもしれないが、パリ五輪で悪い意味で盛り上がっている。

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 パリ五輪をめぐる不信感は、試合の不可解なジャッジだけではない。選手からは選手村の食事や環境に配慮の名目でエアコンを付けられないなど不満が出ている事態。

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