夏は【冷たい味噌汁】をどうぞ!生野菜と楽しむ、暑さ知らずのつくり方をご紹介!

AI要約

暑い時期にもおいしく食べられる冷たい味噌汁のレシピを紹介します。

具材を煮る必要がなく、簡単に作れる方法を紹介。

さまざまな具材を組み合わせて、栄養価をアップさせるヒントも。

夏は【冷たい味噌汁】をどうぞ!生野菜と楽しむ、暑さ知らずのつくり方をご紹介!

「味噌汁は具材を煮てつくるもの」という固定観念はないでしょうか? 

じつは、具を煮なくても、冷たいままでも味噌汁はおいしく食べられるんです!

今回は管理栄養士のゆかりさんが、暑い時期にもつくりやすくて飲みやすい味噌汁のレシピをご紹介します。

熱中症対策で熱源(ガス火やIHヒーター)の使用時間を減らしたい、暑い日でも手軽にできる味噌汁のつくり方を知りたい、という方は必見の内容となっていますよ。

冷たい味噌汁をつくるために、最低限必要なものは次のとおりです。

(1人分あたり)

・生食できる野菜……30gくらい

・だし汁(お好みのもの)……120㏄

・味噌……小さじ1くらい

・すりごま……小さじ2くらい

野菜については、きゅうりが一番使いやすいのではないでしょうか。

しゃきしゃきした歯ごたえを楽しむのであればそのまま使い、少しやわらかくしたい場合には塩ひとつまみを材料に追加します。この塩は、塩もみ用に使うのでしんなりしたら汁気を絞ります。

このほか、大葉(青じそ)、みょうが、小ねぎなども◎。

さらに具だくさんにしたいのであれば、豆腐や水で戻したわかめ(サラダにも使えるもの)なども追加してみてくださいね。

熱源を使わずにつくる方法は、次のとおり。

1. だし汁をつくる。顆粒出汁を水に溶かすか、だし食材やだしパックを煮て冷ましておいたもの(※)も◎。

2. 具材は食べやすいように切る。生のまま食べるので、食感を考慮して薄切りや千切りがおすすめ。

3. だし汁に味噌を溶かし、切った具材を浸して、ラップをかけて冷蔵庫で冷やす。

4. 取り出してすりごまを加えて混ぜ、器に盛りつける。

すりごまなしでもつくれますが、すりごまが加わることで、宮崎県の郷土料理として知られている「冷や汁」のような味わいに!

より、冷や汁風に仕上げたいのであれば、焼いたあじなどの魚をほぐして添えるのがおすすめです。

もしあれば、すりごまを練りごまに変えると、コクが増して濃厚な味わいが楽しめるようになりますよ。

※……ただし、冷蔵で3日ほど、冷凍で2週間以内が理想。それ以降も保存できるが、風味が落ちるのでご注意を。

少ない材料で加熱せずにつくれるので、暑さで料理する気が起きにくいときであってもつくりやすいのではないでしょうか? 

暑い時期には、夏バテ予防のためにたんぱく質も十分にとっておきたいので、そのまま食べられるツナ缶を加えたり、はんぺんやかまぼこなどの練り物も利用して栄養価をアップしてみてくださいね!

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。

編集/サンキュ!編集部

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