「1回漂白した?」 島暮らしの元保護ねこ 淡くてかわいい毛色に「ヴィンテージものですね!」の声

AI要約

三毛ねこの中でも珍しいパステル三毛の写真が話題となっている。

飼い主が実家で育てている7歳の三毛ねこ「チビ」ちゃんは、淡い毛色が特徴。

写真が大きな反響を呼んで、チビちゃんの魅力が多くの人に伝わった。

「1回漂白した?」 島暮らしの元保護ねこ 淡くてかわいい毛色に「ヴィンテージものですね!」の声

 白・茶・黒の3色が合わさった被毛がとてもかわいい三毛ねこ。そんな三毛ねこのなかでも、淡い色味が特徴的なパステル三毛と呼ばれる種類がいることをご存じですか? X(ツイッター)では、まるで「漂白した」かのような色味の三毛ねこが話題になっています。投稿者のぼいぱ(@_boipa_)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「#三毛猫を見せつける会」のハッシュタグとともに投稿された1枚の写真。そこには、かわいらしい三毛ねこが写っています。

「実家で飼ってる、1回漂白した? って感じの淡い三毛ねこ」とのコメントが添えられている通り、ねこの被毛は優しげな淡い色味をしています。

 この写真がXに投稿されると、9.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「ヴィンテージものですね!」「パステル三毛さん」「くすみカラーでおしゃん!」「かわいい 淡い色ですね」など、多くの声が寄せられています。

 7歳の三毛ねこ「チビ」ちゃんは、おっとりとした性格の女の子。人見知りはしませんが、抱っこが苦手な元保護ねこです。

 注目を集めた写真は、ぼいぱさんが年末に実家へ帰省した際に撮影したもの。もともと子ねこの頃から毛色が薄かったというチビちゃんは、薄く淡い毛色のまま美ねこへと成長しました。

「農家の祖母が、作業場で野良の子ねことして飼い始めました。その後、祖母が高齢のため父が引き取り、今の家で飼っています」

 チビちゃんのように淡い毛色の三毛ねこは、パステル三毛や、英語で「三毛=キャリコ」と「毛色を薄める遺伝子=ダイリュート」を合わせてダイリュートキャリコなどと呼ばれることもあります。毛色こそ少し変わっていますが、ほかのねこと違うと感じることはないのだそう。

 今回のとても大きな反響を受けて、ぼいぱさんは「まさかここまで拡散されるとは思いませんでした。薄い三毛柄にパステル三毛などの呼び方があるのも知りませんでした」と話します。いつの間にか、たくさんの人に自分の魅力が伝わったチビちゃん。今頃、実家でくしゃみをしているかもしれませんね。

「実家は小さな島にあるため、海沿いでねこも多い地域ですが、やはり三毛ねこは少しレアな感じがします。三毛ねこを飼うのはこの子が初めてではなく、幼少期にも飼っていました。でも、柄に関係なく、それぞれ個性があるので、暮らしていて飽きることがないです」

 ぼいぱさんのXアカウントでは、チビちゃんだけではなく、一緒に暮らしている茶白ねこの男の子「きなこ」くんの様子も見ることができますよ。いつか2匹のかわいいツーショットが見られる日が来るといいですね。