色白美女が13年で激変、50代で“まるで別人”の容貌を手に入れた女性「違う自分が見たかった」

AI要約

新潟出身の女性が50歳でボディビルを始め、驚異的な変化を遂げたエピソード。

トレーニングを重ねて体を変えた喜びや優勝した大会での喜び。

家族との親子対決や突如美しさに魅了されたきっかけについて。

色白美女が13年で激変、50代で“まるで別人”の容貌を手に入れた女性「違う自分が見たかった」

 今年4月に投稿されたある女性の13年前と現在の比較写真に反響があり、「ええぇー?」「同一人物と思えない…」など驚きの声が相次いでいる。投稿したのは、50歳でボディビルを始め、トップビルダーに登りつめた宮田みゆきさん。40代まで「華奢な色白美人」として生きてきた女性が、50歳で突如「バッキバキの褐色美女」を目指した理由とは。宮田さんに激変人生について聞いた。

――「筋トレなし!筋トレあり!」のメッセージとともに投稿された写真が大きな反響を呼んでいます。

「もともと新潟出身で、色は白かったんです。今では筋トレをバリバリやっているマッチョなイメージなので、白から黒への“ビフォーアフター”を対比したらおもしろいかなと思って投稿しました(笑)。白い方は、45歳頃にお友達と韓国旅行に行った時に、スタジオで撮った写真です。コメントやDMで『私は色白が好き』『やっぱり黒い方が!』といろいろな反響もいただいて、嬉しかったですね」

――筋トレを始めたのは50歳を迎えた年からということですが、それまでボディビルにご興味は…

「全然なかったですね。もともと運動は好きで、スポーツインストラクターとして働いていた時期もありましたが、出産してからは2人の息子の子育てに手いっぱいで、全く運動しなくなっていました。そんな中、長男がボディビルを始めて。大学までサッカーをやっていたんですが、ケガが多くて筋トレせざるを得なかったんですよね。そこで筋トレに目覚めて、そのうちボディビルを始めたんです。始めてわりとすぐ大会に出てそこそこの成績を収めたら、筋トレ歴20年以上の夫がライバル意識に火がついてしまって(笑)。同じ階級で舞台に立つことになったんです」

――親子対決に!?

「そうなんです。毎回互角に競っている感じで、当時は私も応援に行っていました。でも、減量の食事管理も大変だったし、2人が減量中でイライラしてぶつかり合ってるのを見るのも嫌で。でもある時、応援に行った大会で、女性ボディビルダーのフリーポーズを見たんです。肉体美を表現する様が本当に美しくて、私もやってみたいと思ったのが最初です」

――突然、心を奪われてしまった?

「とにかく衝撃的でした。一瞬で魅了されましたね。それが2015年、50歳を迎える年でした。子育てもひと段落して50歳になるけど趣味もないし、これといって自分が持っているものもない。何かひとつ誇れるものが欲しいと思って、夫に話したんです。違う自分が見たかった。そしたら、『じゃあ、俺が肉体改造してやる!』って(笑)」

――筋トレ歴20年のご主人がコーチに。心強いですね。

「それが、周りも引くほどかなりのスパルタで、星飛雄馬並みの(笑)。でもやるだけのことは全部やろうと思って必死でしたね。そのうちに、“腹筋ってこんな感じなんだ”とか、自分の体を見るのがだんだんおもしろくなってきて。トレーニングは大変でしたけど、苦しみよりも変化する喜びの方が大きかったですね。積み重ねでできあがっていくので、お金では買えないじゃないですか。それも尊く感じました」

――そして4ヵ月後、「フィジーク」の女性大会で見事、優勝を。

「すごく嬉しかったですね。ただ、心身ともにあまりに辛かったので、それ以降は主人にコーチを頼んでいません(笑)」