六本木クロッシング2025展が開催。アジア拠点のキュレーターが集結

AI要約

来年、森美術館で8回目となる「六本木クロッシング」が開催される。会期は2025年12月13日~26年4月5日。

六本木クロッシングは日本の現代美術の動向を定点観測しており、2025年の展示では徳山拓一、矢作学、バルトロメウス、キム・ヘジュの視点を融合し、ローカリティや日本の位置づけを掘り下げる予定。

展覧会では新進気鋭のクリエイターを美術だけでなく建築、ファッション、デザインの他ジャンルにも紹介し、キュレーターたちの視点から新たな表現の開拓が目指される。

六本木クロッシング2025展が開催。アジア拠点のキュレーターが集結

 来年、森美術館で8回目となる「六本木クロッシング」が開催される。会期は2025年12月13日~26年4月5日。

 2004年の初開催以来、日本の現代美術の動向を定点観測してきた六本木クロッシング。8回目となる「六本木クロッシング2025展」では、森美術館のキュレーターである德山拓一、矢作学の視点と、レオナルド・バルトロメウス(山口情報技術センター[YCAM]キュレーター)と、キム・ヘジュ(シンガポール美術館・シニアキュレーター)のゲストキュレーター2名の経験や視点を融合。2025年時点におけるローカリティの意味やアジアにおける日本の位置づけなどを複層的な視点から掘り下げて考察する予定だ。

 これまで、新進気鋭のクリエイターを、美術のみならず建築、ファッション、デザインといった他ジャンルにもわたって紹介してきた同展。アジアを拠点に国際的な展覧会を開催してきたキュレーターたちの視点を通して、新たな表現の開拓が目指される。