【未来予想図】伝説のランチア ラリーカーの後継モデル登場? 新世代ランチア デルタのエクステリアデザインはこうなる

AI要約

2025年以降、欧州市場で新世代の小型車が登場し、そして伝説的なランチア「デルタ」の復活も期待されている。

新型デルタは完全な電気駆動を採用し、スポーティな「HF」バージョンも設定される予定。

外観やデザインは、過去のモデルにインスパイアされる可能性が高く、発表は2027年以降に予定されている。

【未来予想図】伝説のランチア ラリーカーの後継モデル登場? 新世代ランチア デルタのエクステリアデザインはこうなる

ランチアは現在、イタリアでは「イプシロン」という、ひとつのモデルシリーズしか存在しない。しかし、2025年以降の欧州市場では、新世代の小型車によってこの状況が変わることになる。小型車に加えて真の伝説である「ランチア デルタ」の復活も望んでいる。

ランチアは1979年から2014年の間に合計3世代のコンパクトモデルを販売したが、2代目「デルタ」が最もよく知られている。

「デルタHFインテグラーレ」として、スポーツバージョンは数々のラリーで伝説的なステータスを獲得した。2028年に計画されている新型は、オリジナルの成功をベースに、まったく新しいコンセプトで開発される予定だ。

多くの車と同様、新型デルタも完全な電気駆動となる。これは、ランチアのCEOであり、ステランティスのセールスディレクターでもあるルカ ナポリターノが、イタリアの新聞『コリエレ デラ セラ』に認めたものだ。STLAミディアムプラットフォームが技術的なベースとなる可能性が高く、新型「デルタ」は「プジョーE-308」のプレミアムモデルとして発売されることになる。

技術的には、フロントアクスルに156馬力の電気モーターを搭載することになる。しかし、ランチアはすでに、全モデルにスポーティな「HF」バージョンも設定すると発表していた。つい数週間前に発表された「イプシロン」の「HF」派生モデルを見ると、これは全輪駆動と240馬力を意味する。

しかし、ベースが大きいため、ランチアはコンパクトカーにさらなるパワーを与えることもできる。さらに、このプラットフォームは、内燃エンジンやプラグインハイブリッドの可能性も提供する。しかし、これは現在のところ計画されていない。

外観上、ランチアは新型「デルタ」のデザインに、ストラトスでおなじみの丸型ヘッドライトなど、これまでのモデルの特徴を与える可能性が高い。同時に、旧「デルタ」の要素を採用する可能性もある。ランチアが新型デルタを発表するのは、早くても2027年になってからになりそうだ。