「サイゼで喜ぶ彼女」を意外な工夫で撮影 ユニークな投稿に「工学部の鑑」「セットメニューだったんだ…」の声

AI要約

大学生の外食写真がSNSで大反響を呼び、18万件もの“いいね”を集める。投稿者の本田さんが、サイゼリヤで一人外食を楽しむ様子を投稿し、ユニークな表現や工夫が注目を集めた。

本田さんは大阪公立大学の工学部に在籍し、一度も彼女ができたことがない状況を笑いながら明かす。彼女との食事を妄想しながら現実を投稿するなど、ユーモアあふれる一面も垣間見える。

投稿された写真は本田さんが食事中の一枚で、彼女のような存在を模して料理を注文し、シチュエーションを再現して撮影された。工学部単品という表現や彼女抜きというウィットのある言葉が話題となった。

「サイゼで喜ぶ彼女」を意外な工夫で撮影 ユニークな投稿に「工学部の鑑」「セットメニューだったんだ…」の声

 気ままに楽しめるひとりきりの外食もいいですが、一緒に食べてくれる恋人がいたら、より楽しく、おいしく感じられるという声もあるでしょう。X(ツイッター)では、ある大学生の外食写真が18万件もの“いいね”を集める大反響に。投稿者の本田(@Zundoko_3150)さんに詳しいお話を伺いました。

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「サイゼで喜ぶ彼女 彼女抜き 工学部単品」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、安価にイタリアンを楽しめるファミリーレストラン、サイゼリヤの店内が写っています。テーブルの上には同店の人気メニュー「小エビのサラダ」と「半熟卵のミラノ風ドリア」が1つずつ並んでいて、向かいの席には誰も座っていません。「彼女抜き」や「単品」の悲哀がひしひしと伝わる、味のある一枚となっています。

 本田さんのユニークな投稿には、18万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「工学部の鑑」「サイゼで喜ぶ工学部単品ができあがる……のか……?」「サイゼで喜ぶ彼女って、セットメニューだったんだ……」「彼氏抜きよくやってる」「心中お察しします」「自分で自分を喜ばせることができてて偉い」といった多くの声が寄せられています。

 投稿者の本田さんは、「ハム大」の愛称で親しまれ、学生数が約1万6000人と公立大学では最大規模を誇る大阪公立大学の工学部で勉学に励む学生です。七夕の短冊に「万バズする」と綴り、今回の大反響でさっそく願いを叶えて「有言実行で神」と喜びをあらわにしています。

 投稿した写真は、学校帰りに外食した際の一枚。この日、とくに食べたいものがなかった本田さんは「Xでネタにできる『サイゼで喜ぶ彼女』でおなじみのサイゼリヤ」に向かいました。

 イメージしたシチュエーションを再現するため、「小エビのサラダ、半熟卵ドリアを注文して、両方テーブルにそろうまで食べるのを我慢してまで撮りました」という本田さん。工夫の甲斐あって、見事に「万バズ」を成し遂げます。

「彼女抜き」「工学部単品」と、ウィットを感じさせる言葉のチョイス。実際の交際歴を尋ねると、「生まれてから一度も、彼女ができたことがありません。それに加えて工学部で女子がいなくて、ほんまに終わったって感じです(笑)」と切ない状況を笑って告白してくれました。

 憧れの「サイゼで喜ぶ彼女」を妄想しながら、「彼女抜き」の現実を浮き彫りにしたシーンを撮影した本田さん。食事を済ませると「爆速で」帰宅したそうです。

 ユニークな発想で多くの人を楽しませる、本田さんの魅力が詰まった投稿は大きな反響を呼びました。いつか「工学部単品」ではなく、「サイゼで喜ぶ彼女」とのツーショットが投稿されるのが楽しみですね。