アルゼンチン人「何かをお願いしたい気持ちになった」 再訪日で行った日本文化を感じた場所とは

AI要約

アルゼンチン人女性が日本の文化を体験するために一人旅を楽しむ

純和風の旅館での宿泊や神社の参拝を通じて日本の神聖な雰囲気を感じる

日本の神道に触れ、八百万の神を崇める風習に触れる

アルゼンチン人「何かをお願いしたい気持ちになった」 再訪日で行った日本文化を感じた場所とは

 日本の文化や宗教観は、海外の人々から見ると不思議なことが多くあります。それでも実際に日本を訪れると、感覚的に伝わるものがあるようです。仕事と休暇で日本を訪れたアルゼンチン人女性は、日本の文化を体験しようと一人旅へ。神聖な気持ちになり、「何かをお願いしたくなった」場所があるといいます。いったい、どんな場所だったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

 アルゼンチン出身で、現在はアメリカに住んでいるというマルセレスさん。日本へは過去2度訪れたことがあるそうです。今回は仕事のために訪日し、そのまま休暇を取って滞在を延長。2週間の一人旅を満喫中です。

「以前来たときは、大都市ばかりめぐったので、今回は箱根や金沢、高山、白川郷、松本、高野山に行く予定なんです」

 そんなマルセレスさんが今回の旅で果たしたい目的は、日本の文化をたくさん感じること。そのため、純和風の旅館に宿泊しました。畳に布団を敷いて寝るのは初体験とのことでしたが、「とてもグレート! 背中も痛くならないし快適に寝られる」と満足しています。

 日本固有の宗教施設である、神社にも興味津々のマルセレスさん。箱根にある箱根神社を訪れました。箱根神社は、源頼朝や徳川家康も参拝したといわれており、開運厄除・心願成就・勝運守護・交通安全・縁結びなどのご利益があります。

 また、箱根に来る前には鎌倉を訪れ、鶴岡八幡宮にも足を運びました。

「日本の神社をさまざまめぐっているけど、ほかの場所とは違う気が流れていると強く感じます。とても平和な時間が流れ、何かをお願いしたいという気持ちになります」

 日本の神道では、自然現象から家のトイレまで、世の中に存在するあらゆる物に神が宿っていると考えられています。日本には、そうした無数の神々を「八百万の神」として崇める風習があります。

 マルセレスさんも「八百万の神」の存在を感じたのかも知れません。これからも日本の文化に触れる体験をたくさんしてほしいですね。