「頑張った先の達成感にこそ仕事のやりがいがある」|美容家・石井美保の美になる話。

AI要約

モチベーションを自分で上げる必要がある。好きな仕事がやりがいとは限らない。自分のやりがいを見つけるために日々の挑戦が重要。

業務が単調だと感じる場合は効率化やパフォーマンス向上に取り組むこと。仕事の意義を見出し、役割を大切にすることが重要。

モチベーションは自分自身でコントロールできる。仕事内容や環境を理由にせず、自分の考え方や行動でモチベーションを維持することが重要。

「頑張った先の達成感にこそ仕事のやりがいがある」|美容家・石井美保の美になる話。

モチベーションを上げられるのは自分自身でしかない

仕事のやりがいとは、その仕事が好きかどうかとは全く別の話。好きな仕事で、かつ自分に向いている、得意なことを生かせる仕事に就いている人というのは、ごく一部です。

では、好きな仕事に就く=やりがいかというと、決してそうではないんですよね。私を例にすると、美容家やサロンの経営は、大好きな美容を仕事にしている理想像のように見えるかもしれません。もちろん好きを仕事にできているのはありがたいことですが、それがイコールやりがいというわけではないんです。大前提として「人をキレイにしたい」という思いから美容家やサロンの仕事をしているので、いただいたお仕事をこなすだけではなく、日々新しいチャレンジをし続けています。次につなげるために、きちんと結果を出さなければならないので、困難や期待に応えられないと信用を失ってしまう、そんなリスクもあります。常に知識をアップデートするべく勉強だって必要です。でも挑戦した先に、喜んでくれる人がいるということや、反響や売り上げといった数字などの形で、目に見える結果が得られて初めて私はやりがいを感じます。

だから、「日々の業務が単調でつまらない」という人であれば、「より効率良く進めるには?」「パフォーマンスを120%にアップしよう」などといった自分なりのチャレンジを課すこと。すると日々、達成感が得られますし、周囲の信頼や評価も上がるので一石二鳥ですよね。また、「なんの役に立っているかわからない」などと感じる人もいるかもしれませんが、賃金をいただける仕事はすべて、必ず誰かの役に立っていて、なくてはならない仕事ですよ!

モチベーションというものは、誰かに上げてもらうものではなく、自分で自分に課すもの。モチベーションが上がらないのを仕事内容や好き嫌いのせいにせず、自分で自分のやる気を後押しできるような考え方のクセをつけられるといいですね。