マセラティ・グランカブリオが日本上陸 流麗なソフトトップを備えたラグジュアリー4シーター・オープン

AI要約

マセラティの新型「グランカブリオ」は、2ドア・クーペの「グラントゥーリズモ」と並行して開発された4シーター・オープンで、高い遮音性と快適性を備えたキャンバス製ソフトトップを採用している。

車内の快適性を向上させるネックウォーマーやウィンド・ストッパーが標準装備され、荷物の収納スペースも確保されている。

搭載されるネットゥーノV6エンジンとZF製の8段ATトランスミッションにより、最高出力550㎰/6500rpm、最大トルク650Nm/3000rpmを実現。グランカブリオ・トロフェオは価格3120万円で、第4四半期にデリバリー開始予定。

マセラティ・グランカブリオが日本上陸 流麗なソフトトップを備えたラグジュアリー4シーター・オープン

マセラティは、オープンしたばかりの新グローバルコンセプト・ストア日本1号店の「マセラティ目黒」において、新型「グランカブリオ」をメディア向けに公開した。

◆グラントゥーリズモと並行して開発

新型グランカブリオ・トロフェオは2ドア・クーペの「グラントゥーリズモ」と並行して開発された4シーター・オープン。グレードは「トロフェオ」のみとなる。

◆キャンバス製ソフトトップを採用

コンパクトなキャンバス製ソフトトップにより4人乗車でのオープンエアを実現。オープン時でも高い遮音性と快適性を確保している。電動格納式ソフトトップは50km/h以下であれば走行中でも開閉でき、開閉時間は約14秒。複数のカラー・バリエーションから選択可能だ。

さらに、ソフトトップは、収納時の荷室への干渉を最小限に抑えることで、4人分の荷物を収納できる十分なスペースを確保。また、フロント・シートには乗員の首まわりを温めるネックウォーマーが標準装備することで冬場の快適性を向上させている。加えて、後席部分に手動で装着する標準装備のウィンド・ストッパー(風防)を使えば、オープン時の車内での乱気流の発生をさらに軽減することができる。

◆ネットゥーノV6を搭載

搭載されるパワートレインは、マセラティが開発した副燃焼室を備えた3.0リッターV6ツインターボmp「ネットゥーノ」エンジンで、トランスミッションはZF製の8段ATが組み合わされている。最高出力は550㎰/6500rpm、最大トルクは650Nm/3000rpmとなっている。

グランカブリオ・トロフェオのデリバリー開始は、第4四半期の予定。価格は3120万円となっている。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)