20万円で購入したボロボロの「エブリイ」をワーゲンバス仕様にDIYレストア…改造作業にのめりこむ父を家族はどう思っている?

AI要約

16歳でシルビア購入→24歳でドリフト仕様のマジェスタを乗り回す…“平成タトゥーギャル”が改造車を愛すようになった“納得の理由”

たとえ何かを犠牲にしてでも、彼らには譲れない“スタイル”がある。ぶっ飛んだ改造でアイデンティティを表現する、カーマニアたちの素顔に迫る!

今回は、ワーゲンバス仕様のスズキ・エブリイに乗る平子さんファミリーをご紹介。

この車はもともと、ファミリーカーのつもりで買ったんですよ。それまではサバーバンやキャデラック、インパラとアメ車を乗り継いできたんですけど、7年ほど前に「そろそろ家族でも使いやすい車に乗ろう」と思って。

ただ、普通のファミリーカーじゃ面白くないなと、ちょっと変わり種を探していたところ、ちょうど知り合いのツテでこれを見つけたんですよね。

ちょっと昔に流行ったエブリイのキットなんですけど、なにぶんベースが古いもので、買ったときにはボロボロの状態でした。20万円くらいで買って、エンジン載せ替えから塗装から、全部自分らで作業して。

20万円で購入したボロボロの「エブリイ」をワーゲンバス仕様にDIYレストア…改造作業にのめりこむ父を家族はどう思っている?

〈16歳でシルビア購入→24歳でドリフト仕様のマジェスタを乗り回す…“平成タトゥーギャル”が改造車を愛すようになった“納得の理由”〉 から続く

 たとえ何かを犠牲にしてでも、彼らには譲れない“スタイル”がある。ぶっ飛んだ改造でアイデンティティを表現する、カーマニアたちの素顔に迫る!

 今回は、ワーゲンバス仕様のスズキ・エブリイに乗る平子さんファミリーをご紹介。

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 この車はもともと、ファミリーカーのつもりで買ったんですよ。それまではサバーバンやキャデラック、インパラとアメ車を乗り継いできたんですけど、7年ほど前に「そろそろ家族でも使いやすい車に乗ろう」と思って。

 ただ、普通のファミリーカーじゃ面白くないなと、ちょっと変わり種を探していたところ、ちょうど知り合いのツテでこれを見つけたんですよね。

 ちょっと昔に流行ったエブリイのキットなんですけど、なにぶんベースが古いもので、買ったときにはボロボロの状態でした。20万円くらいで買って、エンジン載せ替えから塗装から、全部自分らで作業して。

 仕事が建築関係なもので、自宅にガレージを作り、仕事終わりにちょこちょこ弄りつつ、長期休みには作業に没頭する感じでした。なかでもエンジンの載せ替えは大変でしたね。

 ネットで調べれば同じようなことをしている人が結構いるんですけど、いざオークションで中古のエンジンを落としても、ハーネス類まで一式揃っているわけじゃないので、実際に載せるまでちゃんと動くかわからないんですよ。

 それでも友達の整備士の手を借りながら、どうにかこの形まで仕上げた感じです。かなり手をかけたので、もう手放すに手放せない状態ですね。

 それからしばらくは普通にファミリーカーとして使っていたんですけど、少し前に妻用のミニバンを買ったので、それならこっちは趣味の車にしてしまおうと。イベントのためにオーディオを組みはじめ、そこからはもう完全に沼ですね。今もいろいろ試行錯誤していますよ。

 妻は昔から車の趣味に対しては寛容で、これを買うときも「かわいいしいいんじゃない?」という感じでした。車弄りについても理解してくれていますし、いつもイベントにも一緒に来てくれて、家族で楽しめていますね。

 長男は今13歳になりますが、小さい頃からイベントを回っているせいか、やっぱり車好きに育っています。最近は私がオーディオにハマっている影響か、自分のラジコンにスピーカーを積んでみたりとか。もうすでに「バイクが欲しい」と言っているので、血は争えないですね。

「妻は『そろそろ止めたら?』と少しずつ厳しくなって(笑)」…プリウス改造のために夜勤と日中バイトを掛け持ち! 元原発作業員の男性がこぼした“意外な悩み” へ続く