ほうれい線&顔のむくみを解消!1日1分でできる老け顔撃退法

AI要約

頬のたるみやほうれい線を解消するための表情筋トレーニング方法を紹介

大頬骨筋や口角挙筋を鍛えて、頬の位置を上げる意識を持つことがポイント

正しい姿勢や動作を意識して行うことで効果的に表情筋を鍛えることができる

ほうれい線&顔のむくみを解消!1日1分でできる老け顔撃退法

顔の中で一番大きい割合を占める頬。肌のハリが衰えれば、ほうれい線が目立ってしまいます。そんな悩みも表情筋を鍛えることで解消できます。そこで今回は、鼻や頬まわりの表情筋トレーニングを紹介します。

表情筋研究家。1972(昭和47)年生まれ。2020年、自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた独自のメソッド「コアフェイストレーニング(R)」(間々田式表情筋トレ)を考案。受講者は3万人を超える。著書は15冊以上。顔の学校「MYメソッドアカデミー」主宰。「ハルメク365」のサイトでも、表情筋の動かし方がわかる動画シリーズを公開中。

肌のハリが衰えて、頬の重みでほうれい線が目立つ、頬の筋肉が衰えてたるんできた……顔の中で一番大きい面積を占める頬の悩みも、表情筋を鍛えることで解消されると表情筋研究家の間々田さんは言います。

「顔の土台となる頬の筋肉(大頬骨筋)を鍛えて、丸く高い位置にぐっと上げる意識を持つことです」

■使う表情筋はココ!

・大頬骨筋(だいきょうこつきん)

・口角挙筋(こうかくきょきん)

大頬骨筋を動かす際のポイントは、口角を上げるときに横に広げるのではなく、頬の高い位置に引き上げるようにすること。たるみだけでなく、むくみ解消にも効果的です。

1.ほうれい線の横の、頬が高くなっているところに指を軽く当てて、頬を寄せながら唇をすぼめます。

2.鼻の下を伸ばして、下まぶたから唇まで頬全体をしっかり伸ばします。

3.頬を外側に開くようにしながら口を開きます。頬がしっかり動いているか、指で確認しましょう。

1.口角を寄せて鼻の下を伸ばす。

2.鼻の下をしっかり伸ばしたまま、目線を上に。目と上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん・鼻の両側にある筋肉)で引っ張り合うようにします。

■これはNG!

鼻の下や頬を伸ばすときにあごが前に出るのはダメ。

1.上の歯を8本見せて口角を上げます。あごの力を抜いて、口角とあごが逆三角形になるように、大頬骨筋で頬を持ち上げる意識をしましょう。

2.(1)をキープしたまま、親指と人差し指で頬全体を持ち上げます。ムダなお肉を残さず持ち上げましょう。

3.手を外して、頬を上げたままの状態を10秒キープします。

次回は、二重アゴや首のシワを解消するトレーニングを紹介します。

※各トレーニングは、心地よい疲れを感じる程度に行い、痛みや違和感がある場合は中止してください。

取材・文=三橋桃子(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘアメイク=榊美奈子、イラスト=金子なぎさ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年7月号を再編集しています