コスパ最強の1万円台から3万円台まで【セイコー、シチズン】“国産ブランド実用時計”7選

AI要約

3万円台までの価格帯で手頃な価格の実用モデルを紹介。工夫されたデザインと機能性を重視した時計を厳選。

基本的な仕上げがしっかりと施されているか、ケースや針の手抜きがないかを確認。デイリーユースに適したサイズ感も重要。

SEIKO SELECTION(セイコーセレクション)のSBTH001は40mmのケースサイズや強化防水など、オンオフ問わず活躍するモデルとして注目されている。

コスパ最強の1万円台から3万円台まで【セイコー、シチズン】“国産ブランド実用時計”7選

円安為替、資材の高騰など様々な要因で価格帯が上昇しているカジュアルウオッチ。しかし、そんな状況のなかでも、企業努力によってコストを抑えて、手頃な価格で満足度を高めたモデルはまだ見つけることができる。今回は3万円台までの価格帯から、オンオフ問わずに着けられる実用モデルを厳選して紹介していく。

3万円台までの価格帯では、限られたコストのなかで、どれだけ工夫を凝らして時計をよく見せられるかが勝負。高級時計のように工芸品的な美観を求めるというよりも、ケース、文字盤、針、インデックスなど、パーツの基本的な仕上げがしっかりと施されているか、ケースの仕上げや針の成形などで手抜きをしていないかを確認することになる。

また、デイリーユースで使う実用時計は、毎日快適に着けるためにも、ケースのサイズ感をチェックしておきたい。メンズウオッチは40mmオーバーが定番となっているが、腕時計の黄金期とされる1950年代、当時の多くのモデルが38mmアンダーだったことが示しているように、着け心地やバランスを考えると、小振りな時計が本来の主流であった。もちろん人によってジャストなサイズ感は異なるが、手首が細い日本人にはこのほうが手首にしっくりとなじむ人は多いはずだ。手首が細めの人であれば、大きいもので40㎜。すっきりした見た目が好みなら、38㎜以下といったところだろう。

なお、時計のサイズは一般的にリューズを除いた3時位置から9時位置までの左右幅で表示されるが、手首に着けた時に装着感を考慮するならばラグを含めた縦方向のサイズと、厚みが重要となる。スペックに記載されている横幅が同じ時計でも、実際の装着感やバランスは異なるため、購入する際はなるべく実機を装着することをおすすめしたい。

SEIKO SELECTION(セイコーセレクション)

SBTH001

ブレスレット一体型の直線的でシャープなケースがラグジュアリースポーツの雰囲気を感じさせる3針モデル。40mmの程よいサイズ感、日常生活用強化防水(10気圧)も魅力となっており、オンオフを問わず幅広いシーンで活躍してくれる。

「直線的なフォルムのケース、ソリッドのコマを採用したブレスレットは、角を鋭角に仕立てたことで2万円台とは思えない重厚な雰囲気を感じさせます。40mmのサイズも、ソリッドなラグスポ風デザインを際立たせるのにちょうど良く、10気圧防水で実用性も高い。価格以上の満足感を味わえます(編集部:堀内)」