「幸せを呼ぶ」レアすぎるアマガエルの展示がスタート。生まれる確率は10万匹に1匹!(伊勢シーパラダイス)

AI要約

伊勢シーパラダイスで開催されている「幸せを呼ぶ青い二ホンアマガエル」と夜行性カエルの展示について。

青いニホンアマガエルの希少性と幸運をもたらす可能性について。

フナムシとアカテガニの特別展示により、身近な生き物への関心を育む試み。

「幸せを呼ぶ」レアすぎるアマガエルの展示がスタート。生まれる確率は10万匹に1匹!(伊勢シーパラダイス)

伊勢シーパラダイス(三重県伊勢市)にて、10万匹に1匹しか生まれないという「幸せを呼ぶ青い二ホンアマガエル」と、同館の小さな常連「フナムシ」と「アカテガニ」の展示がスタートしました。7月20日~9月1日の期間限定です。

運営会社のプレスリリースによると展示される青いニホンアマガエルは6月23日、伊勢市内の田んぼで49歳の男性が発見した個体とのこと。

「青いニホンアマガエル」は5月に福岡県で見つかっています。このときに報じたNHKニュースでは「アマガエルは通常、青と黄色の色素を併せ持って生まれ、緑色になりますが、突然変異で黄色の色素を作り出す遺伝子が欠けたため、青くなったと考えられる」という高校教師の見解を伝えていました。

プレスリリースによると、突然変異で青いニホンアマガエルが誕生する確率はなんと、10万匹に1匹だといわれているのだとか……!

その希少性から、見つけた人に「幸せを呼ぶ」「幸せを運ぶ」ともいわれている青いニホンアマガエル。その姿を実際に目にしたら、10万匹に1匹の幸運のお裾分けをもらえる……かもしれません。

また7月20日~8月31日の間、夜行性のカエルを暗闇の中で観察できるイベント「暗闇カエル観察会」も開催するとのこと。

期間中は15時以降にカエルエリアを消灯し、アカメアマガエルやフライシュマンアマガエルモドキなどが活発に活動する姿を観察できるそうです。

同館によると、夏を迎えると館内には野生のフナムシやアカテガニがやってきて、あちこちを歩き回るのだといいます。

そんな彼らの姿からヒントを得て、フナムシとアカテガニの特別展示を実施することに。こちらも「青いニホンアマガエル」と同じく7月20日から9月1日までの展示となっています。

特別展示では彼らのユニークな特徴や生態を、年間パスポート風に紹介していきます。

同館は「この特別展示を通して二見町地域の身近な生き物にも興味を持っていただき、彼らが棲める環境を守っていけるような意識を育んでいただければと思います」とコメントしています。