【ガーデニング】植えてはいけない宿根草⁉育ちすぎ注意の宿根草4選《安易に植えると後悔するかも》

AI要約

宿根草の中でも生育や繁殖力が旺盛な4つの植物を紹介。その特徴や注意点を提示。

ヒメツルソバは美しい花を咲かせるが繁殖力が強く、雑草化しやすい。シュウメイギクは清楚な花を楽しめるが、生育が早く広がりやすい。

宿根草を安心して楽しむための方法も提案。参考価格や概要を示す。

【ガーデニング】植えてはいけない宿根草⁉育ちすぎ注意の宿根草4選《安易に植えると後悔するかも》

お庭に植物を植えたいと思ったとき、何を基準に選んでいますか? 

人によって選び方は様々ですが「お花がきれいでお手入れ簡単な植物」を植えたいと考える方は多いのではないでしょうか。

このような方におすすめしたいのが「宿根草」。多年草の仲間で、冬に地上部が枯れ、春にまた芽を出して成長する植物です。

植えっぱなしで毎年花が咲くため、忙しいガーデナーさんの強い味方なのですが、なかには植えたことを後悔されがちな宿根草もあります。

そこでこの記事では、植える前に知っておきたい、生育や繁殖力が旺盛すぎる宿根草4選を、参考価格とともにご紹介します。

また、これらの宿根草を安心して楽しむための方法もお伝えするので、気になる植物があった方は参考にしてください。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

 ・ヒメツルソバ(ポリゴナム)

 ・シュウメイギク

 ・バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ、ヤナギハナガサ)

 ・エリゲロン・カルビンスキアヌス

●ヒメツルソバ(ポリゴナム)

ピンクの金平糖のようなかわいらしい花を咲かせるヒメツルソバ。花期が春から晩秋までと長く、秋には葉が美しく紅葉し、季節の変化を感じられます。地面を這うように成長するため、グランドカバー植物としても使われる宿根草です。

しかし成長が早く、地下茎を伸ばしてどこまでも広がっていきます。引き抜いても、少し残った地下茎からまた芽を出すほか、タネの発芽率もよく、ブロックやコンクリートなどの隙間でも発芽して成長します。

このため、各地で雑草化しているヒメツルソバは、環境省が定める生態系被害防止外来種リスト内の「その他の総合対策外来種」に登録されています。

※参考価格:250~650円前後(3~3.5号ポット苗)

●シュウメイギク

シュウメイギクは、秋に白やピンクの清楚な花を咲かせます。日陰に強く、和風にも洋風にも合わせやすい雰囲気のため、シェードガーデンの彩りとして活躍してくれる宿根草です。

しかし、清楚な花とは裏腹に、丈夫で生育旺盛。丈夫な地下茎を伸ばして株を大きくしていきます。

また、綿毛に包まれたタネが大量に風で飛び、離れた場所からも発芽します。

※参考価格:450~1200円前後(3~3.5号ポット苗)