多肉植物で楽しむインドアガーデニング《お世話のコツ&おすすめ多肉を紹介》団地やマンションでも育てやすい
多肉植物は日本のみならず世界中の人々を魅了する人気の観葉植物で、ホームセンターや植物店でさまざまな品種が販売されている。
多肉植物は生育型によって管理方法が異なるため、生育期と休眠期を把握することが育成のポイントである。
エケベリアやセダム、クラッスラなど、マンションや団地でも育てやすい多肉植物の種類や特徴について紹介されている。
ぷっくりとした姿が可愛らしい多肉植物は、日本のみならず世界中の人々を魅了する人気の観葉植物。
ホームセンターなどでは、さまざまな姿やサイズの多肉植物が販売されており、お気に入りの品種を見つけたり、集める楽しみもあります。
気軽に育てるなら小さめのサイズがおすすめ。一人暮らしのお部屋でも十分育てられます。
そこで今回はマンションや団地暮らしでも育てられる、オシャレでかわいい多肉植物について参考価格ともに紹介します。多肉植物を上手に育てるコツもお伝えしますよ! さっそくみていきましょう。
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それぞれの多肉植物には生育型があります。生育型は生長期を示すもので、生長期には定期的に水やりをおこない、生長期以外の休眠期は乾燥気味に育てるのが一般的です。
そのため、生長期や休眠期を考慮することなく世話をすると、乾燥や多湿を招く原因にもなります。生育型は育てる前に必ず調べておきましょう。
団地やマンションで育てる場合は、できるだけ日の当たる窓際で育てるようにします。
ベランダがある場合は、天気に応じて戸外に出すのもおすすめですが、雨には当てないようにしましょう。また、寒さに弱いので、冬は室内で管理をします。
ここでは育てやすい植物を属性ごとに紹介します。種類が多い多肉植物ですが、比較的育てやすく丈夫な品種をお伝えします。
●エケベリア
バラのように葉が重なる形の多くはエケベリアに属します。育てやすいのが特徴で、開花期には花が咲き、秋には赤く色づく葉も楽しめます。
エケベリア属は春と秋に生育期を迎える春秋型で、春と秋は土が乾いたら水やりをおこないます。それ以外の休眠期は乾燥気味に育て、夏は涼しい場所、冬は室内で管理をしましょう。
エケベリア属の多肉植物
ラウイ
愛嬌のある丸い葉が愛らしい品種。葉は青白いというより、白さが際立ち、その珍しさから人気です。
七福神
大きなロゼットを形成し、エケベリア属のなかでも代表的な品種。
コロラータ
ブルーグレーの葉が美しい品種。葉先がうっすらと赤く色づく姿も楽しめます。
●セダム
グランドカバープランツとしても育てられるセダムは、ガーデニングでもおなじみの多肉植物です。品種が非常に多く、観賞用の多肉植物としても楽しめます。
セダム属は春と秋に生育期を迎える春秋型で、この時期は土が乾いたら水やりをおこないます。それ以外の休眠期は乾燥気味に育て、夏は涼しい場所、冬は室内で管理をしましょう。
セダム属の多肉植物
虹の玉
セダム属を代表する定番品種のひとつ。ぷっくりとした玉のような葉が赤く色づく様子も楽しめます。
アクレ
グランドカバーとして植えやすい品種。イエローがかった葉が美しく、多肉植物の寄せ植えにも重宝します。
●クラッスラ
クラッスラも種類が多く、同じ属であっても形がさまざまで、小型から大型まで実にバラエティに富んでいます。生育期も春秋型だけでなく、夏型、冬型もあります。
クラッスラ属の多肉植物
金のなる木
花月とも呼ばれる品種で、縁起物植物としても親しまれています。美しい花が咲くので観賞価値が高い多肉植物です。
ゴーラム
ユニークな見た目で「宇宙の木」とも呼ばれる品種。棒状の葉がニョキニョキと生える様子は、不思議な感じで個性的です。
星の王子
厚みのある葉が連なって、上に生長していく品種です。
今回はマンション、団地暮らしでも育てられる、オシャレでかわいい多肉植物について紹介しました。
ほったらかしでも育つイメージのある多肉植物ですが、お世話の方法を理解しておかないと枯れてしまう原因になります。
多肉植物は葉挿しなどで簡単に増やすことができるので、コツさえつかめば上手に育てることができます。増えた多肉植物で可愛らしい寄せ植えを作ってみるのもおすすめです。