テレビやSNSでも話題!大阪のビジネスマンが足繁く通う『江戸堀焼豚食堂』の定食が愛される理由

AI要約

大阪・肥後橋界隈にある焼豚専門店『江戸堀焼豚食堂』が話題になっている。店内ではじっくり煮込んだ「ちゃーしゅー」と、こんがり焼いた「焼豚」の2つを楽しめる。

豚肉は霧島山麓ポークを使用し、継ぎ足しのタレで一時間半煮込まれ、香ばしさもある。味付けは甘めの醤油ベースでご飯によく合う。

焼豚は国産豚肉を特製のタレに漬けてじっくり焼き上げられ、肩ロースとバラ肉の肉感が楽しめる。肩ロースは赤身が多く、豚肉の旨味がしっかりと感じられる。

テレビやSNSでも話題!大阪のビジネスマンが足繁く通う『江戸堀焼豚食堂』の定食が愛される理由

 オフィスビルが乱立する大阪・肥後橋界隈。駅周辺にはビジネスマンに愛される飲食店が立ち並んでいます。その中でも特に近年話題になっているのが、大阪メトロ肥後橋駅から徒歩5分の場所にある『江戸堀焼豚食堂』。

「脇役的存在の焼豚を主役にしたい」という想いで、コロナ禍の2020年にオープンした全国的にもめずらしい焼豚専門店です。数々のテレビで取り上げられ、SNSでも話題に。どんな料理が楽しめるのか、実際に食べに行ってきました。

 同店のメインはじっくり煮込んだ「ちゃーしゅー」と、こんがり焼いた「焼豚」の2つ。その2つを同時に味わえる人気No.1の「ミックス焼豚定食」を注文しました。味はプレーン、ネギ塩、タルタルの3種類。小鉢はひじき煮や切り干し大根の煮物など、8種類から2つ選べます。

 初めて訪れたので味は王道のプレーンを、小鉢はなすの煮浸しとタケノコの土佐煮をチョイス。待つこと数分でご飯とスープ、香の物、小鉢2品、メインがのった定食が運ばれてきました。

 まずは、手前の「ちゃーしゅー」から食べてみましょう。

 お箸で持ち上げると崩れるくらいトロットロ。豚肉は宮崎県と鹿児島県にまたがる雄大な霧島山麓で飼育された「霧島山麓ポーク」が使われており、脂の甘みと旨味が口いっぱいに広がります。

 バラ肉のブロックを一本一本丁寧にタコ糸でしばり、表面をこんがりと焼いてから下茹で。継ぎ足しのタレで一時間半コトコト煮込み、冷蔵庫でひと晩寝かせたら出来上がり。脂を抜くために”焼く”と”煮る”を何度も繰り返しているらしく、しつこさが全くありません。

 また、提供前に表面をバーナーで炙っているため香ばしさもあります。味付けは醤油ベースの甘めのタレで、とにかくご飯が進む! お米は甘辛いタレに負けないしっかりとした香りと味わいの奈良県産「ひのひかり」を使用しており、お肉との相性も抜群です。

 焼豚は国産の豚肉を特製のタレに2日間漬け込み、燻製釜を使って弱火でじっくり焼き上げています。さまざまな部位を使っているらしく、この日は肩ロースとバラ肉でした。調理法が違うからか、ちゃーしゅーよりも噛み応えがあり、肉感が強い! とくに肩ロースは赤身が多い分、豚肉本来の旨味が楽しめます。