「浮気する奴のほうが出世するんだよ」クズ夫をかばう義両親のナゾ論理。反論した時に起きた「未曾有の事態」
妊娠8か月の妻に夫の不倫が発覚し、夫と部下の不倫が明らかになる。
夫の不倫相手が部下であることがLINEのやりとりから判明。
妊娠中に経験した夫の不倫ショックから始まり、さくらさんの困難な経験が語られる。
「妊娠8か月のとき、夫の不倫が発覚したんです。しかも職場の部下と……。あのときはショックで精神が崩壊しかけました……」
険しい表情で語るのは、都内在住の林さくらさん(34歳・仮名)だ。
現在は2歳になる娘と旦那と3人で暮らしているさくらさんだが、今の穏やかな生活を手に入れるまでに、いくつか困難や修羅場を乗り越えてきた。
というのも、さくらさんが娘を身ごもっているさなかに夫の不倫が発覚。妊娠中の妻をよそに不倫相手との密会を繰り返していたというのだ。
危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は言う。
「某探偵会社が20~60代の男女1万4千人を対象に行ったアンケート調査では、
『妻・彼女以外に関係を持ったことがあるか』という質問に対し、20代男性が最多の31.5%、次いで50代男性が28.9%、60代男性が23.8%の結果になっています。
浮気相手と出会った場所で一番多いのが職場で、全体の21.4%を占めています。
社会人になると1日のほとんどを職場で過ごすため、会社のメンバーといる時間が長くなり、男女の仲に発展するケースも多いようです」
今回は、30代主婦が体験した実家・義実家を巻き込んだ不倫事件について詳しくリポートしたい。
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さくらさんの夫は、彼女より2歳年上。通信会社に勤めており、20代の頃から若きエースだったそう。
営業成績は常に支店トップ、同僚や先輩・上司からも可愛がられる存在で、仕事をバリバリこなし、異例の早さで管理職のポジションに就いた。
上の立場になってからは、取引先やクライアントとの酒の付き合いも増えていったようだ。
年収は高いが残業が多く、多忙な毎日を過ごす夫。
私生活はだらしない部分もあるが、仕事ができる彼のことをさくらさんは尊敬していたようだ。
結婚生活3年が経ち、やっと夫婦のところに赤ちゃんが来てくれた。そんな矢先、さくらさんは夫の行動に不信感を抱き始める。
きっかけは、残業という名目で帰りが遅くなり、週に一度のペースで朝帰りをするようになったことだった。
「妊娠初期からつわりが酷く、仕事もキツかったので早めに産休に入りました。安定期に入ったら落ち着くと思っていたんですが、後期づわりも酷くて……。
妊娠8か月になっても、夜中に気分が悪くなって起きて吐いてを繰り返していました。その日も夜中の4時に目が覚めて、トイレで吐いていたんです。
そしたら夫が帰ってきて、トイレから出てきた私にとてもびっくりしていたんですよね。『起きてたの!?』みたいな。
女の第六感というか、怪しさを感じたんです。
飲んで帰ってきたなら酒臭いし、居酒屋に行ったならスーツはタバコや揚げ物の匂いがするじゃないですか。でも夫は全く臭くないし、なんならちょっとスッキリしているような……。
なんか怪しい!と思い、次の日に携帯を見て不倫が発覚しました」
夫の怪しさが拭えなかった彼女は、翌日、夫が寝ている隙にこっそりスマホを見ることに。
するとあれやこれやと浮気の証拠が出てきて、不倫相手が「M美」という夫の部下であることが発覚したのだ。
衝撃的なのがLINEだった。